💱 ドル円146円台前半へ軟化
米PPI・失業保険統計が次の方向性カギ
📰 東京市場の動き
- ドル円は146円台前半まで下落。
- 材料:
- ベッセント米財務長官が9月FOMCで50bp利下げ要求、その後も利下げ継続を示唆。
- 植田日銀総裁にもインフレ抑制を要請 → 日米金利差縮小観測再燃 → 円買い圧力。
📊 米経済指標の背景
- 米雇用統計:前回・前々回の雇用者数が大幅下方修正 → 景気減速懸念。
- 米CPI(7月):
- コア前年比:+3.1%(上昇)
- ヘッドライン前年比:+2.7%(予想下回り)
→ 利下げ期待優勢でドル売り反応。
📅 今夜の注目指標
- 米PPI(7月):前年比+2.5%(前回+2.3%)予想、コアは+3.0%(前回+2.6%)。
- 米新規失業保険申請件数:22.5万件予想(前回22.6万件)、継続受給者数が200万人接近なら雇用悪化示唆。
🌍 その他の注目材料
- 🇪🇺 ユーロ圏鉱工業生産(6月)
- 🇪🇺 ユーロ圏GDP改定値(Q2)
- 🗣 FRB要人発言(ムサレム総裁、バーキン総裁)
- 💼 米主要企業決算(アプライド・マテリアル、ディアーなど)
- 米露協議:ウクライナ戦争・経済協力テーマ、首脳会談後に共同会見予定。
💵 ロンドン市場序盤
- ドル指数:東京午前97.632まで低下後、97.937まで反発。
- 円相場主導 → 東京時間は円高でドル円急落、ロンドンではクロス円下落に伴いドル買い戻し。
- ポンドドルはドル買い圧力と英GDP回復期待が交錯。
📌 通貨別短期見通し
通貨ペア | 短期方向感 | 注目レンジ |
---|---|---|
USD/JPY | 弱含み → PPI次第で再下押し | 146.00 – 147.20 |
EUR/USD | 底固めも1.17突破に勢い欠く | 1.1620 – 1.1705 |
GBP/USD | 材料待ちで方向感限定 | 1.3420 – 1.3500 |