損益合計:-11,250 USD
📌 トータルレビュー
今週は原油ショートの逆行で損失が拡大。ただし週後半のゴールド買いで部分的にカバーし、マイナス幅を縮小。
来週は日米の金融政策イベントが集中するため、イベント直前のポジション縮小と週末決済の徹底がカギとなる。
🌍 マクロ環境まとめ
- 米国:FOMCは0.25%利下げが濃厚。雇用とインフレの弱さを背景にドル安バイアス。焦点はドットとパウエル発言。
- 日本:日銀は据え置き予想。ただし総裁選・政局が円相場の不透明要因。
- 欧州:ECBは金利据え置きでもタカ寄り姿勢。ユーロは相対的に底堅い。
- 英国:賃金・CPI高止まり。MPCは据え置き見通しだが長期債市場の荒れに注意。
- カナダ:低インフレと雇用悪化でBOC利下げ観測が再燃。
- 豪・NZ:豪は雇用統計、NZはGDPが注目。米日イベントに連動しやすく、ボラ拡大。
- 南ア:CPI結果が追加利下げの判断材料。ZARは資金フロー次第で大きく振れやすい。
🗓 今週の重要イベント
- 9/16(火) 英雇用統計・独ZEW・加CPI・米小売売上高
- 9/17(水) 英CPI・BOC政策金利・FOMC(ドット&パウエル会見)
- 9/18(木) NZ GDP・豪雇用統計・BOE政策金利・米失業保険・フィリー指数
- 9/19(金) 日銀会合・会見、日本CPI、米トリプルウィッチング
💱 通貨ペア別レンジ表(9月15日週)
通貨ペア | 予想レンジ | 注目材料 | 戦略 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 145.50 – 149.00 | FOMCドット・日銀会合 | 147.8–148.8戻り売り、146.5/145.5で買戻し |
EUR/USD | 1.1650 – 1.1900 | ECBタカ姿勢 × FOMCハト姿勢 | 1.1650–1.1720押し目買い、1.18/1.19利確 |
GBP/JPY | 197.0 – 201.5 | 英CPI・QT方針・国債市場 | 198付近押し目買い→200円前後利確 |
CAD/JPY | 105.0 – 108.5 | CPI・BOC政策判断 | 107.5–108.5売り狙い、105台で利確 |
AUD/JPY | 96.5 – 98.8 | 豪雇用・RBA発言 | 97.8–98.8戻り売り、96.5–97.0押し目拾い |
NZD/JPY | 85.0 – 87.0 | GDP・RBNZ緩和姿勢 | 戻り売り基調、強GDPなら踏み上げ警戒 |
🪙 GOLD(XAU/USD)
- 基調:ドル安・金利低下で上昇トレンド継続
- 想定レンジ:サポート 3550/3520、レジスタンス 3600/3625/3650
- 戦略:
- 3550–3520で押し目買い、利確は3600→3625→3650
- 3485割れで損切り想定
⚠️ リスクシナリオ
もしFOMCが予想以上にタカ派色(利下げ回数を減らす)を示せば、ドルは急反発。
→ その場合、ドル円の戻り売り戦略は撤回し、一時的に押し目買いへ切替する必要あり。
📜 あとがき|“スマホと相場、どちらも座り込みすぎは禁物”
今週もFX週報をお読みいただきありがとうございます。
ちょっと気になる研究を目にしました。トイレでスマホを見ながら長居する人は、そうでない人に比べて 痔になるリスクが46%高い という報告です。長時間座ることで血流が滞り、静脈に圧力がかかるのが原因とのこと。言われてみれば、トレードやリサーチでパソコンやスマホの前に座りっぱなしになる私たちにも、似たリスクが潜んでいるのかもしれません。
健康のためにできることは意外とシンプルです。
- 食物繊維をしっかりとる
- 水分補給を怠らない
- 適度に体を動かす
- 「ながらスマホ」で時間を浪費しない
これらは、トレードの習慣にも通じます。無駄に画面に張り付くのではなく、要所を押さえ、集中すべき時だけ注視する。余計なストレスを減らし、冷静な判断力を保つことが、資産にも健康にもプラスになるでしょう。
来週は相場もボラティリティが高そうですが、心身のコンディションを整えることも忘れずに。良いトレードと、健やかな一週間をお過ごしください。
それでは、また来週!