|
+146,171 USD|中東停戦と豪ドル急騰の波に乗る
🔻 週間トレード収支(6月23日〜6月27日)
- 総収支:+146,171 USD
- 主力:AUD/USDロング、原油ショート
週明けは中東情勢の緊迫化でリスクオフムードが漂っていたものの、イスラエルとイランの停戦報道を契機に、市場は一気にリスク選好へシフト。事前に仕込んでいた豪ドル買い・原油利確ポジションが奏功し、大幅な利益を確保する結果となりました。
今後も注意すべきは、トランプ大統領による対イラン再制裁・再爆撃の可能性と、7月9日に期限を迎える「相互関税の追加措置」適用停止を巡る動き。突発的な地政学ニュースが再び相場を荒らす可能性があるため、慎重な対応が求められます。
📊 マーケットレビュー(6月23日週の値動き)
通貨ペア | 相場動向の概要 |
---|---|
USD/JPY | 米軍のイラン空爆で148円台まで急騰 → 停戦報道とFRB議長報道で143円台に急落 |
EUR/USD | ドル高圧力で一時1.145台 → 利下げ期待で1.174台へ反発 |
GBP/USD | 地政学リスク後退と米利下げ観測が追い風となり、2021年以来の高値圏に |
CAD/JPY | 原油高と通商関連報道で上昇も、ドル円の反落に引きずられ失速 |
AUD/JPY | 停戦報道と株高の支援で反発、対ドルでは0.65台回復 |
🔍 通貨別展望(6月30日週)
💵 ドル円(USD/JPY)
- 米国の雇用統計・ISM(製造業・非製造業)が7月利下げ判断のカギ
- FRB高官の発言・パウエル議長の姿勢にも警戒
- トランプ大統領が関税再通告を行う可能性
- 次期FRB議長を巡る報道はドル売り要因に転じるリスク
💶 ユーロドル(EUR/USD)
- ECB年次フォーラム(6/30〜7/2)でスタグフレーション懸念が焦点
- ユーロ圏HICP・PPIといったインフレデータで強気正当化できるかが鍵
- 欧米の関税交渉は難航中 → ドル主導の流れ続く可能性あり
💷 ポンド円(GBP/JPY)
- 英経済指標の悪化が目立ち、BOEの追加利下げ観測が高まる
- 雇用・小売・GDP改定値が焦点。ポンドの重石に
- ドル安環境が下支えになるも、BOEの姿勢が上値を抑える
🇨🇦 カナダドル円(CAD/JPY)
- 原油価格の乱高下で方向感は不安定
- BOCは据え置き継続中だが、7月会合での利下げが再浮上
- CPI鈍化・通商圧力・米減税関連報道が相場を左右する可能性
🇦🇺 豪ドル円(AUD/JPY)
- 豪月次CPIの鈍化が利下げ期待を後押し
- 一方で株価の堅調さがセンチメントを支える
- 今週は小売売上・住宅許可・貿易収支の指標発表が控える
- 米関税関連・予算協議の進展次第で対ドル相場が大きく振れる可能性
🧭 戦略メモ:今週の注視ポイントまとめ
- USD/JPY:イベント密集週。ISM・雇用統計・関税報道に備えボラティリティ高
- EUR/USD:ユーロ高が持続可能か、HICPとECBスタンスに注目
- GBP/JPY:指標悪化が進む場合、再利下げ観測が一段と強まる可能性
- CAD/JPY:米ドル・原油・トランプ発言で大きく振れる不安定地合い
- AUD/JPY:利下げ圧力と株高支援の綱引き。イベント次第でレンジ拡大へ
📉【あとがき|”断食トレーダー”が勝つ理由?ダイエットとFXの共通点】
今週のトレード、あなたは「ルール通り」でしたか?
エントリーが多すぎたり、負けた後に“取り返しトレード”に走っていませんでしたか?
実はこれ、「食習慣」にもそっくりな構図があります。
最近の研究によれば、「インターミッテント・ファスティング(IF)」、つまり時間を区切って食べる断食法が、カロリー制限と同程度の効果を持つことが明らかにされました。
🔄 食とトレードに共通する“勝ち筋”とは?
1️⃣ 一貫性がカギ:
IFもFXも、ルールを守れる人が最後に勝つ。
2️⃣ 過食=オーバートレード:
食べ過ぎは体を壊し、ポジションの持ち過ぎは口座を壊す。
3️⃣ 続けられるスタイルが正義:
“完璧”より“持続可能”な戦略がベスト。
💡 そして注目すべきは、
IFの方が「継続率が高い」という点。
「今日は夜12時までにトレードを終える」
「エントリーは1日3回まで」
そんな“時間制限トレード”**こそ、無駄を減らし、感情を抑えるコツかもしれません。
📌 ちなみにトランプ前大統領も言ってました――
「アイスクリームは減らせばいい、止める必要はない」
それ、ポジションにも言えるのでは?
“止める”より、“コントロールする”技術こそ、勝者の条件。
来週も、「食べすぎず、打ちすぎず、焦らず」で、ブレないトレードを。
“断食トレーダー”のごとく、ルールあるメリハリで収支を引き締めていきましょう。