米CPI発表前後の相場の波をどう乗りこなす？ ドル売りと原油の展望
今週のトレードは合計で -15,863 USD の損失となりました。ドル売り円買いの目線でトレードを進めていましたが、実際には真逆の展開が続き、マイナスで終了。特に石破首相が追加利上げに否定的な姿勢を示したことで円売りトレンドが再開し、大きな影響を受けました。
さらに、パウエル議長がFRBの大幅利下げに慎重姿勢を示したことで、米ドル買いが進行。中東情勢の緊迫化による市場の不透明感もあり、リスクオフの場面では原油買いに注力しましたが、結果は微益で終了しました。
今後の戦略としては、特に 10日の米消費者物価指数（CPI） に注目し、結果次第で柔軟に売り買いを対応する方針です。また、中東情勢の不安定さから、引き続き原油は買い目線で展開していきます。
注目すべきポイント
① 米消費者物価指数（CPI） 10日に発表される米CPIは、米金融政策の方向性を左右する重要な指標です。コア指数は横ばいが続く見込みで、予想通りの結果であればドル円への影響は限定的と考えられますが、予想との乖離があれば大きな動きが生じる可能性があるため、要注意です。11月のFOMCまで不安定な動きが続くと見込まれています。
② 原油市場 中東情勢の緊迫化に伴い、原油価格が5％超の急騰を見せています。特に、イスラエルとイランの対立が激化し、石油施設が攻撃されるリスクが市場の懸念材料となっています。引き続き、原油は買い目線を継続していく予定です。
各通貨の展望
- 米ドル（USD）：中立
- CPIの結果次第でドルの動向が左右されるため、中立。
- 日本円（JPY）：売り
- 石破首相が追加利上げに否定的な発言をしたことで、円売りが進む可能性が高い。
- ユーロ（EUR）：売り
- ECBの利下げ観測が高まっており、ユーロは売りの方向性。
- 豪ドル（AUD）：中立
- 豪準備銀行（RBA）の金融政策や米CPIの影響を受けやすいため、中立。
- 南アフリカ・ランド（ZAR）：売り
- 経済懸念から上値が重い展開が予想され、売り。
- ポンド（GBP）：売り
- 英中銀総裁のハト派発言により、ポンドは引き続き売り。
- カナダドル（CAD）：売り
- 雇用統計次第で大幅利下げ観測が強まる可能性があり、売り。
市場のボラティリティが高まる中で、柔軟に対応しつつ、リスク管理を徹底していきます。
あとがき
みなさん、今週のFXトレード週報をお読みいただきありがとうございます。今回は、トレードに直接関係する話題ではないものの、私たちの健康に大きな影響を与える「地球温暖化」とそれに伴う「熱中症」や「熱射病」についてお話しします。
2024年の10月は、世界各地で異常な高温が記録されており、この「10月の猛暑」は、私たちの日常生活にも大きな影響を及ぼしています。通常、秋に涼しくなる時期に、突然の高温が続くことで、身体への負担が増し、特に熱中症や熱射病のリスクが高まっています。
地球温暖化が進む中、こうした異常気象はさらに頻繁に起こると予想されています。温暖化によって大気中の熱が増加し、これにより体温調節が難しくなるため、外出や日常的な活動の際に注意が必要です。特に、長時間のトレードで画面に向かって集中していると、水分補給を忘れがちになるため、こまめな休憩と水分補給が大切です。
熱中症・熱射病の予防策
- 適切な水分補給: 喉が渇いたと感じる前に、こまめに水を飲むことが重要です。特に、カフェインを含む飲料は脱水を引き起こしやすいので注意しましょう。
- 涼しい環境を確保: 室内でも気温が高い場合は、エアコンや扇風機を活用し、体温が上がりすぎないように調整してください。外出の際は、日差しを避け、帽子や日傘などを使い、体を守ることが推奨されます。
- 適度な休憩: トレードに集中するあまり、体に負担をかけることなく、定期的な休憩を挟んでリラックスすることが健康を守るポイントです。
まとめ
地球温暖化の進行に伴い、気温が高くなる日が増える中で、体調管理の重要性も増しています。特に、トレードのような集中力を要する活動に取り組む際には、健康管理を怠らないようにしましょう。適切な対策を講じることで、猛暑の中でも快適な日々を過ごし、最高のパフォーマンスを発揮することができるでしょう。
それでは、次回も健康に留意しながら、トレードの成果を目指して頑張りましょう！
