来週のFX戦略：豪ドル、カナダドル、ユーロの展望公開
10月14日～18日のトレード結果：-35,258 USD
今週もマイナス収支で終了。特にAUDの買いとEURの売り反発が伸び悩み、カナダCPIや日銀植田総裁のコメントを頼りにポジションを取ったものの、方向感の乏しい展開に悩まされました。しかし、トレードではこうした時期もあるため、焦らず淡々と進めていきます。
注目のポイント
① カナダ中銀の政策委員会：12月までの大幅利下げも視野に
カナダドルは売りが優勢で、カナダ中銀（BOC）の10月23日の政策委員会に注目が集まります。短期金融市場では、0.50％の大幅利下げの確率が80％程度に達しています。エコノミストの意見は割れていますが、今後も利下げが予想され、CADは売りの方向で推移する可能性が高いです。
カナダのCPIでは、総合指数が前年比1.6％に低下し、コア指数は2.3％となっています。これにより、利下げの余地があるとの見方が広がっています。カナダドルは引き続き売り目線です。
各通貨の展望
米ドル（USD）：中立から買い
FOMCの年内大幅利下げ観測が後退し、底堅い動きが続く見込み。地政学リスクには注意が必要です。
日本円（JPY）：中立から売り
日銀の利上げ観測が後退し、円安が続く見込み。27日の衆院選も円安要因となり得るため、警戒が必要です。
ユーロ（EUR）：売り
ECBが追加利下げを決定し、景況感の悪化を警戒しているため、ユーロは下値リスクが高い状況です。
豪ドル（AUD）：買い
RBAが利下げに慎重な姿勢を維持し、豪ドルは底堅い動きを見せています。9月の雇用統計も好結果で、AUDは買い目線です。
ニュージーランドドル（NZD）：売り
CPIが低調で、利下げ観測が高まっています。売り圧力が強まる見込みです。
南アフリカランド（ZAR）：中立から買い
政府の政策期待が支えとなり、底堅い推移が予想されます。
英ポンド（GBP）：中立から売り
英国の物価指標が鈍化し、利下げ観測が高まるなか、ポンドは上値が重い展開が予想されます。
カナダドル（CAD）：売り
CPIの弱さとBOCの利下げ観測で、カナダドルは引き続き弱含みの展開となりそうです。
今週の総括
来週は、米国や日本の金融政策を巡る市場の見方が変化し、為替市場に影響を与えると予想されます。中東情勢の緊張や主要経済指標の発表にも注目しながら、慎重に取引を進めていきましょう。
あとがき
みなさん、今週のFXトレード週報を読んでいただきありがとうございます。秋に突入し、気温や湿度が変化するこの時期は、体調管理がより一層重要になります。トレーダーにとって、健康的な体と心は冷静な判断力と集中力を保つために欠かせません。そこで今回は、トレードのパフォーマンス向上にも役立つ「秋の健康対策」についてお話しします。
秋の健康対策：トレーダー向け
栄養バランスを考えた食事: 栄養豊富な食事は、集中力や持久力を支える基本です。特にビタミンCや食物繊維を含む食材を積極的に摂ることで、免疫力が強化され、体調不良を防ぐことができます。トレードの合間に、果物やナッツ、発酵食品などを取り入れることで、エネルギー補給が可能です。
こまめな水分補給: 涼しくなると水分補給を忘れがちですが、体の水分バランスを保つことは、集中力や反応速度の維持に重要です。温かいハーブティーや緑茶を飲むことで、体を温めながらリラックスする効果も得られます。
質の高い睡眠の確保: 良質な睡眠は、冷静な判断を行うための鍵です。日照時間が短くなる秋は、体内時計が乱れやすいため、規則正しい生活を心がけ、7～9時間の睡眠を確保することが望ましいです。就寝前には、スクリーンを避け、心を落ち着けることで、深い眠りにつきやすくなります。
適度な運動の取り入れ: トレードでの長時間の座り仕事は、体に負担がかかりがちです。ウォーキングや軽いストレッチを取り入れることで、血行を良くし、リフレッシュできます。これにより、疲労感が軽減され、次のトレードに向けた集中力が保てます。
ストレス管理: 気温や日照時間の変化は、気分の波を引き起こすことがあります。ストレスが溜まるとトレードにも悪影響を及ぼすため、瞑想や深呼吸などのリラクゼーションを取り入れ、メンタルヘルスを整えることが大切です。
秋の健康対策を意識することで、トレードの成果にも良い影響を与えることができます。健康をしっかりと維持しながら、今週も引き続きトレードに励んでいきましょう。それでは、また次回のFXトレード週報でお会いしましょう！
