✅ トレード結果（10月27日〜10月31日）
📊 週間合計：-75,800 USD
📰 週間為替展望｜ADP・ISMで米雇用の“地鳴り”を探る 円キャリー継続と“高市トレード”の綱引き
🧭 全体総括（今週のドライバー）
FOMCを通過した今週、パウエル議長は
「12月の利下げは既定路線ではない」
と慎重姿勢を示し、ドル下支えの構図が継続。
一方で、米政府閉鎖による統計遅延リスクが高まっており、
来週の市場はADP雇用統計（11/5）やISMの雇用指数など、
代替指標を手掛かりに方向感を模索する展開が予想される。
国内では、高市政権による財政拡張方針と日銀の慎重姿勢が交錯。
「高市トレード（円安・株高）」が継続する一方、
過熱感からの短期調整リスクも意識されている。
📅 来週の注目イベント
| 日付 | 内容 | 注目点 |
|---|---|---|
| 11/3（月） | ISM製造業指数 | 雇用・価格指数の動向に注目 |
| 11/4（火） | RBA政策金利 | 据え置き見通しが優勢 |
| 11/5（水） | ADP全米雇用者数／ISM非製造業 | 雇用・価格指標で方向感形成 |
| 11/6（木） | 日本実質賃金／BOE／米新規失業保険 | 英中銀の票割れと利下げ示唆に注目 |
| 11/7（金） | 米雇用統計（※延期リスク）／カナダ雇用統計 | 政府閉鎖の影響に留意 |
※米冬時間移行により、米経済指標は1時間遅れで発表。
政府閉鎖が長期化した場合、米公的統計の延期リスクが残る。
💱 主要通貨ペア展望（レンジ＆戦略）
🇺🇸 ドル円（USD/JPY）：151.50–156.00
テーマ：ADP・ISMが雇用の底堅さを示せば、ドル堅調維持。
- 上値：154.50〜155.50は介入・けん制ゾーンで利確優先。
- 下値：151.70〜151.30に押し目候補、151割れは軽ポジ調整。
- 戦略：152.0〜152.8押しでロング→153.8／154.5利確。155台は短期回転。
🇪🇺 ユーロドル（EUR/USD）：1.1300–1.1700
テーマ：仏政局・予算不透明で戻り売り優位。
- 戻り売り：1.162〜1.168（厚い戻り売り帯）。
- 押し目：1.134〜1.140は短期反発候補。
- 戦略：1.162–1.168戻り売り→1.146／1.140利確。1.170上抜けは短期追随のみ。
🇬🇧 ポンド円（GBP/JPY）：200.50–205.50
テーマ：BOE据え置き、票割れ次第で上値重く。
- 戦略：200.8–201.6買い→203.8–205.0利確。200割れ撤退。
- 留意：秋季予算案ヘッドラインが上値圧迫要因。
🎯 取引戦略メモ（短期）
- ドル円：152前後押し拾い→154.5/155で回転。
- ユーロドル：1.162–1.168戻り売り継続。
- GOLD：4,080–4,120スケールイン→4,200手前で分割利確。
📜 あとがき｜「15分のウォーキング」が教えてくれること
今週もFX週報をお読みいただきありがとうございます。
今回取り上げられた研究は、「1日の中で10〜15分のまとまったウォーキングを行うだけで、心疾患リスクが大きく下がる」というもの。
同じ歩数でも、「歩き方」や「継続の仕方」で結果が変わるという点が興味深いですね。
👣 短く細切れより、意識して“続ける”方が強い
研究によると、1日8,000歩に満たない人でも、15分ほど続けて歩く人は、数分ずつ分断して歩く人よりも死亡リスクが83％も低かったそうです。
つまり、“意識的に続ける”ことが、断片的な努力よりも強い成果を生むということ。
これは、トレードにも通じます。
チャートを見る習慣も、ニュースを追う姿勢も、細切れより「集中した15分」のほうが知識が深まり、判断の一貫性が生まれます。
💡 心もマーケットも“継続のリズム”で整う
ウォーキングが心臓の健康を守るように、トレードでも一定のリズムを持つことが精神の安定につながります。
“焦って短時間で成果を求めるより、静かに積み重ねる”こと。
それが、心拍も相場も乱さない共通の秘訣です。
✅ 結論：トレードも歩行も、継続が勝つ
1日のうち、たった15分。
この小さな「継続の時間」が、心を整え、判断を鋭くし、相場の荒波にも動じない体と心をつくります。
今週も、チャートの前にほんの少し歩いてみましょう。
市場のノイズよりも静かな自分の呼吸を感じることが、次の勝ちトレードにつながるかもしれません。
