📊 本日の注目イベント:米雇用統計とカナダ雇用指標
💵 米国:雇用統計が最大の焦点
- 非農業部門雇用者数(NFP)
- 予想:+7.5万人(前回+7.3万人)
- 👉 サプライズの強弱次第でドル相場は大きく振れやすい。
- 失業率:4.3%(前回4.2%)
- 平均時給:
- 前月比 +0.3%(前回 +0.3%)
- 前年比 +3.8%(前回 +3.9%)
- 弱い結果なら 9月利下げ幅が25bp → 50bpへ拡大観測。
🇨🇦 カナダ:雇用統計も重要
- 雇用者数:+0.5万人(前回 -4.03万人)と小幅回復予想
- 失業率:7.0%(前回 6.9%)と悪化見込み
- 正規雇用・労働参加率も注目
🇪🇺 欧州:ユーロ堅調
- ユーロ圏GDP確報値(Q2):前年比 +1.5%(改定値+1.4%から上方修正)
- 発表後の反応:
- EUR/USD:1.1688まで上昇
- EUR/JPY:173.17まで高値更新
💵 ドル指数の動き
- 米雇用統計を前に調整売りが優勢。
- 東京午前:98.256 → ロンドン:97.956まで低下。
- 現在:98.10台、10日線・21日線を下回る水準。
👉 前日のドル買いの反動と、統計前のポジション調整。
🗣 発言・イベント
- ベッセント米財務長官:次期FRB議長候補11名との面接開始。
- FRBブラックアウト期間入り(発言制限)。
👉 今夜の雇用統計が、9月利下げ幅を決める決定的材料に。
📌 トレード戦略メモ
- 基本方針:ドル売り継続。
- NFP弱ければ → ドル売り加速。
- 強い数値なら → 短期的なドル買い戻しリスク。
- ドル指数は短期テクニカルで下方ブレイク中 → 雇用統計で急変動リスク大。
📈 通貨ペア別レンジ目安(9月5日)
通貨ペア | 想定レンジ | コメント |
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USD/JPY ドル円 | 146.20 – 147.80 | 雇用統計待ち。上値は介入警戒ライン149手前で重い |
EUR/USD ユーロドル | 1.1620 – 1.1720 | GDP上振れで底堅い、1.17超維持できるか注目 |
GBP/USD ポンドドル | 1.3410 – 1.3510 | 英財政懸念あり、上値限定的 |
EUR/JPY ユーロ円 | 172.20 – 173.50 | ユーロ強さで高値圏推移 |
GBP/JPY ポンド円 | 197.50 – 199.50 | 200円接近で上値抑制されやすい |
AUD/JPY 豪ドル円 | 95.20 – 96.20 | 戻り売り基調、96円台重い |
CAD/JPY 加ドル円 | 105.80 – 107.20 | 雇用統計次第で方向感が出やすい |
GOLD XAU/USD | 3420 – 3480 | ドル売り継続で強気。3500は大台節目 |