✅【米中“関税緩和”報道でリスク回避巻き戻し】
― トランプ一声で再び転調リスクも。週末の利確ラッシュに注意 ―
■ 市況サマリー(東京後場〜欧州入り)
テーマ | 内容 |
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📰 WSJ報道:トランプ政権が関税を引き下げ検討 | 現在の最大145%→50〜65%に段階的緩和案。市場はこれを好感し「巻き戻しトレード」優勢に |
🤝 日米財務相会談は“無風通過” | 米側「為替目標は設定せず」、日本側「枠組みの言及なし」 → 円高リスクの後退がドル円下支え要因に |
💬 市場全体に“とりあえずの安心感” | ただしトランプの再発言次第で流れはすぐ転ぶ → ストップの浅め運用が基本 |
■ ドル円(USD/JPY):巻き戻し主導で144円台トライへ
状況 | 戦略 |
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🔼 ドル円:ロンドン勢参入で143.80超え | ✅ 144.20〜30の上値余地を試す流れ。追随ロングは143.50サポート割れで撤退を徹底 |
🔁 米中対立の急悪化がなければ | 🎯 来週にかけて145円試す展開も視野 → オプション・CTA勢の動きに要注意 |
🔻 逆に再びトランプが過激発言をすれば | ❌ 上昇分を巻き戻す「フェイクブレイク」になるリスク → 144円台はスキャル対象が無難 |
■ BTC/USD(ビットコイン):リスクオン資産としての反発継続
水準感 | コメント |
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📈 現在価格:約87,500〜88,000ドル圏 | 安心感とともに再び100,000ドル台を視野に |
📊 テクニカル | 4時間足で20EMAがサポート→88,500超えで一段高へ |
🛡 トレード戦略 | ✅ 87,000前後で押し目買い/目標は100,000ドル台。日足高値更新でトレンド再開濃厚 |
■ 本日の注目経済指標・イベント(日本時間)
時刻 | 内容 | 通貨・影響 |
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20:30 | 🇨🇦 カナダ小売売上高(2月) | CAD:古いデータで材料視されにくい/むしろポジ調整の巻き添え注意 |
23:00 | 🇺🇸 ミシガン大消費者信頼感指数(確報値) | USD:速報値から大きな改定なければ無風も、ドル買い支持に使われる可能性あり |
深夜 | 🇨🇭🇸🇪 英・スイス・スウェーデン中銀関係者の発言 | マーケット影響は限定的だが、突発発言によるアルゴ反応には注意 |
✅ トレード戦略まとめ(4月26日)
対象 | 戦略 |
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ドル円(USD/JPY) | 🎯 143.60〜143.80買い→144.20〜30利確/143.50割れでストップ |
BTC/USD(ビットコイン) | 📈 押し目買い継続。88,500ブレイクで短期加速へ。一段高は100,000超えも意識 |
GOLD(XAU/USD) | 📉 巻き戻し進行中 →下落リスクを警戒(短期戻り売り) |
📌 注記:
- 米金融当局は今晩から「ブラックアウト期間」入り → 来週5/2のFOMCまで政策発言は基本封印。
- そのため、マーケットはトランプ発言と地政学・通商報道に一層敏感に → ストップ管理重視