米ドル/円の戦略展望｜中東情勢と日本CPIが鍵を握る中、-7,555 USDの損失から次の一手を考察
トレード報告：-7,555 USDの結果を振り返る
8月12日～8月16日のトレードは、合計で-7,555 USDのマイナスとなりました。ドル円を積極的にショートしましたが、予想よりも下値が伸びず、損失を抱えて終了しました。
米国のインフレは徐々に落ち着きを見せていますが、米小売売上高が予想を上回り、新規失業保険申請件数も2週連続で減少するなど、米経済は依然として堅調です。このため、大幅利下げ観測が後退し、ドル円は149円台まで上昇しました。
今後も米ドルは売り目線を維持しつつ、中東情勢と日本のCPIに注目しながら戦略を練る必要があります。
今後の注目ポイント
1. 日本の7月コア消費者物価指数（CPI）とその影響
日本では、21日に発表される7月貿易収支速報がドル円を下支えしている実需の円売り圧力を確認する重要な指標となります。また、23日に発表される7月コア消費者物価指数（CPI）は、日本円の動向に大きな影響を与えるでしょう。日本のインフレ動向を見極める上で、CPIは日銀の利上げを予測するための重要なデータです。
2. 中東情勢とリスクオフの動き
ガザ停戦交渉がドーハで開始される中、イスラエルとイランの緊張が続いています。もし停戦が成立すれば、リスクオンの動きが強まり、ビットコインなどの暗号通貨が反応する可能性があります。中東情勢は引き続きマーケットの注目点であり、情勢次第でリスク資産の動向が変わる可能性があります。
各通貨の戦略展望
米ドル（USD）：中立から売り目線
中東の地政学リスクを警戒しつつ、植田日銀総裁の発言やパウエルFRB議長の講演に注目が集まっています。米国の雇用情勢が予想以上に悪化すれば、9月FOMCでの利下げ幅拡大が見込まれ、ドル売りが進む可能性があります。
日本円（JPY）：中立から買い目線
円相場は、植田日銀総裁の利上げ発言を背景に強含んでいます。今週予定されている総裁の発言や、日本の7月貿易収支速報、CPIが注目され、これらが円買い材料となる可能性があります。
ユーロ（EUR）：中立
ユーロドルは、米7月CPIの鈍化予想により下値は堅いものの、地政学リスクが上値を抑える要因となっています。今週のPMI速報値に注目しつつ、地政学的な不透明感に注意を払います。
豪ドル（AUD）：買い目線
豪ドルは、堅調な地合いを維持しています。米FRBが9月に利下げを見込む中、豪州のインフレ圧力が依然として強く、利下げが見込まれていないため、豪ドルはしっかりとした動きを続けると予想されます。
ニュージーランドドル（NZD）：売り目線
NZドルは、RBNZが利下げを決定したことで、上値が重くなると見られます。利下げの影響がNZドルを圧迫するでしょう。
南アフリカランド（ZAR）：中立から売り目線
ランドは神経質な動きが予想されます。ウクライナや中東の情勢悪化がリスク要因となり、ランドの急落リスクにも注意が必要です。
英ポンド（GBP）：中立
ポンドは不確実な動きが続きそうです。BOEの追加利下げをめぐる不透明感が高まり、市場は慎重な姿勢を保っています。
カナダドル（CAD）：中立
加ドルは小動きが予想されます。今週のCPIや小売売上高の発表が相場に影響を与える可能性があります。
あとがき
食後に歩くことの健康効果について研究データをもとにお話しします。結果から言うと、食後に歩くことは消化を助け、血糖値のコントロールや心臓の健康にも良い影響を与えることが確認されています。【参考: National Institutes of Health (NIH)】
例えば、食後に10分歩くことで、消化を促進し、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。また、心臓の健康を守るためには、1日30分の運動が推奨されており、食後に10分歩くことを1日3回行うだけで達成できます。
ただし、激しい運動は避け、食後10〜15分待ってからゆっくりとしたペースで歩くのが良いでしょう。健康を保つために、無理のない範囲で運動を取り入れていきましょう。
皆様、良い週末をお過ごしください！
