📌 円高からドル高へ、方向性が変化する展開
✅ 市場動向
本日は朝方の円高からドル高へと流れが変化。
- 日本のGDPが予想以上に良好だったことで、日銀の追加利上げ観測が浮上し、円買いが進行。
- しかし、ウォラーFRB理事の「利下げ支持せず」との発言を受け、ドル買いが優勢に転換。
- 豪中銀(RBA)は25bpの利下げを決定 したが、タカ派の内容だったため 豪ドルは底堅い動き。
- 通貨の強弱が目まぐるしく変化する難しい相場。
📌 本日の為替市場のポイント
🎯 1. ドル/円(USD/JPY)
📈 方向性: 152円台を回復 🔎 動き
- 朝方は 151.24まで下落 したが、ウォラーFRB理事の発言を受け152.22まで反発。
- 米利下げ観測が後退しており、ドルは底堅い動きが続く可能性。 📌 注目点: 米NY連銀製造業景気指数の結果次第で、もう一段の上昇も視野に。
🎯 2. ユーロ/ドル(EUR/USD)
📉 方向性: 方向感に欠ける展開 🔎 動き
- ユーロ圏の景況感悪化が懸念され、上値が重い展開。
- ドル買いの流れが強まる中、1.05台での攻防が続きそう。 📌 注目点: ドイツZEW景況感指数(2月)の結果次第で方向性が決まる可能性あり。
🎯 3. 豪ドル/米ドル(AUD/USD)
📈 方向性: 底堅い展開 🔎 動き
- 豪中銀(RBA)が25bpの利下げを決定したが、今後の追加利下げは示唆せず。
- 市場では「タカ派利下げ」と解釈され、豪ドルは底堅い動きに。 📌 注目点: 0.64ドル付近でのサポートが維持されるかがポイント。
🎯 4. ゴールド(XAU/USD)
📉 方向性: 調整売り 🔎 動き
- 米利下げ期待の後退により、ゴールドは調整の売りが優勢。
- ユーザーも ゴールドの調整狙いで売りポジションを保持中。 📌 注目点: 1950ドル付近までの下落があるか注視。
📌 本日の注目イベント
📅 米NY連銀製造業景気指数(2月)
- 市場予想: -2.0(前回 -12.6から改善見込み)
- レンジ: -10.0~+3.2と幅広く分散
- ポイント: 予想乖離が大きくなりやすい指標のため、結果によっては相場が大きく動く可能性あり。
📅 各国経済指標
- 英雇用統計(1月)
- ドイツZEW景況感指数(2月)
- カナダCPI(1月)
📅 要人発言
- ホルツマン・オーストリア中銀総裁
- ベイリー英中銀総裁
- デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
- バーFRB副議長
📌 まとめ
🔹 通貨の強弱が目まぐるしく変化する難しい相場。 🔹 ドルは利下げ観測の後退で底堅い動きが続く。 🔹 豪ドルは利下げ後も強含み。 🔹 ゴールドは調整の売りが優勢、1950ドル付近を意識。 🔹 本日はNY連銀製造業景気指数に注目、結果次第でドルの方向性が決まる可能性。
📌 結論: 大きな売りが入った場面では、ドルを買いで拾う予定。 ゴールドは引き続き調整売りの流れを見極める。