✅ 米中、相互関税115%の削減で基本合意 — 90日間の再協議期間も
スイスで開催された米中通商協議が12日に終了し、ベッセント米財務長官とグリアUSTR代表による共同記者会見が現地で開かれました。また、両国政府から共同声明も発表され、市場ではリスク選好の動きが強まっています。
📝 合意内容のポイント:
- 中国側は、米国製品に対して課していた125%の追加関税を115%引き下げ、実効税率は10%に。
- ただしそのうち24%相当分は90日間の猶予期間を設け、再協議の対象とするとのこと。
- 米国側も、中国製品に課していた145%の関税を段階的に大幅引き下げへ。
- ベッセント財務長官は「関税の相互引き下げが合意に至ったことは前進」と述べ、市場の安心感を誘いました。
🌍 市場へのインパクト
この発表を受け、マーケットでは株高・円安・コモディティ上昇など広範なリスクオンの反応が見られています。
- ドル円・豪ドル円・ポンド円など円クロスの買いが強まりやすい展開
- **ビットコインや株価指数(S&P500/NASDAQ)**にも資金流入が想定
- ゴールドや原油などリスク資産も短期的に買いが入りやすい地合いに
📈 今後のトレード方針(速報ベース)
現在、この合意内容の詳細と市場反応を精査中です。
本日以降、クロス円・株価指数・BTCを中心に、流れに沿った短期トレードを検討していきます。