ドル買いの流れが続くか、米生産者物価指数(PPI)に注目
今週、ドル買いの流れが強まっています。米FOMCでの利下げ慎重姿勢や予想を上回る強さを見せた米雇用統計により、11月の大幅利下げ観測が後退。昨日の米CPIも市場予想を若干上回り、新規失業保険申請件数の増加がドル売りを誘ったものの、ドル高の流れを反転させるほどの影響はありませんでした。
本日21:30(日本時間)には米生産者物価指数(PPI)が発表される予定です。インフレの強弱に市場は素直な反応を示す可能性があり、注目が集まっています。特にコア前年比の上昇幅がどの程度になるかが鍵となりそうです。
また、21:30にはミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(10月)も発表され、週末調整も予想されるものの、今週のドル高傾向は続く可能性が高いです。
トレード戦略
PPIは意外と相場を動かすことがあるため、要注意です。発表後の米ドルの値動きを注視し、動きに応じて迅速な対応を心がけます。