6月10日~14日のトレード報告
先週のトレード結果は大きな損失で、合計 -99,620 USDでした。米ドルの動きに翻弄され、ゴールドやAUD/USDのポジションがロスカットされました。さらに、日銀の政策発表後のトレードでも損失を被りましたが、冷静にトレードを続けていきます。
今後の注目ポイント
1. 日銀の国債買い入れ減額と利上げの可能性
植田総裁が国債買い入れの減額を示唆し、次回の会合での利上げも排除しない姿勢を示しています。これが円相場にどう影響するか注目です。
2. FOMCの利下げ予測
FOMCは2024年の利下げ回数を1回に減少させ、2025年に多くの利下げを予測しています。これにより、短期的にはドル買いが予想されますが、長期的にはドル売りが進む可能性があります。
各通貨の注目ポイント
- 米ドル(USD): 米5月小売売上高の改善がドル買い要因。
- ユーロ(EUR): フランス選挙の影響で上値が重い。
- 日本円(JPY): 5月コアCPIと「骨太の方針」に注目。円安抑制策が出るか。
- ポンド(GBP): BOE金融政策会合と総選挙後の動きが鍵。
- カナダドル(CAD): 7月の利下げ期待が後退する可能性。
- 豪ドル(AUD): 米金利低下や円売りの影響で堅調。RBA理事会に注目。
- ニュージーランドドル(NZD): 1-3月期経常収支とGDP次第でさらに上昇。
G7サミットとグローバルサウス
G7サミットでロシアへの制裁が強調されましたが、ロシアは中国やグローバルサウスの国々との貿易で成長を続けています。これらの国々は経済的利益からロシアとの関係を維持しています。
1990年には世界経済の80%を先進国が占めていましたが、2020年には先進国が60%、グローバルサウスが40%となりました。今後は、グローバルサウスとの関係を深めることが重要です。