今日の注目ポイントと戦略
為替市場の状況
- 米消費者物価指数(CPI)
- 発表時刻:日本時間24:00
- 市場予想:
- 総合CPI(前年比):+2.7%(前回:+2.6%)
- コアCPI(前年比):+3.3%(前回:+3.3%)
- 総合CPI(前月比):+0.3%(前回:+0.2%)
- コアCPI(前月比):+0.3%(前回:+0.3%)
- 見通し:
- 予想通りであれば、FOMCでの25bp利下げ観測(86%織り込み)に影響は少ない。
- 上振れの場合はドル買い圧力が高まる可能性。
- カナダ中銀政策金利
- 発表時刻:日本時間翌2:00
- 市場予想:
- 50bp利下げ(エコノミスト予想:67%)、25bp利下げ(33%)。
- 見通し:
- 50bp利下げ:想定内。
- 25bp利下げの場合はカナダドル急騰の可能性。
- 円売り優勢
- 中国の経済緩和策が引き続き円売りを誘発。
- 注目:豪ドル(AUD)買い、円(JPY)売りが有効。
注目トレード戦略
- 米ドル/円(USD/JPY)
- 現状:150円台前半で推移。
- 戦略:
- CPI上振れ:買いで追随。
- CPI予想通り/下振れ:利下げ観測強化でドル売り、ショートを検討。
- 豪ドル/円(AUD/JPY)
- 現状:中国の経済緩和策期待で底堅い。
- 戦略:
- 豪ドル買い/円売りを継続。
- 中国の株式市場動向に注意。
- カナダドル/円(CAD/JPY)
- 現状:カナダ中銀政策金利発表待ち。
- 戦略:
- 50bp利下げ:調整局面で短期ロング。
- 25bp利下げ:強気で買いに乗る。
- ユーロ/ドル(EUR/USD)
- 現状:1.05台前半で推移。
- 戦略:
- CPI上振れでショートを狙う。
- 下振れなら反発狙いのロング。
- ビットコイン(BTC/USD)
- 現状:10万ドルを挟んで乱高下。
- 戦略:
- 押し目買いを継続。
- ストップはタイトに設定。
リスク管理と注視ポイント
- リスク管理
- CPI発表直後のスプレッド拡大に注意。
- 損切りラインを厳格に設定し、ボラティリティ上昇に備える。
- 注視ポイント
- 米CPIとカナダ政策金利発表後の動き。
- 中国の経済緩和策関連の新たな報道。
結論
本日は、米CPIとカナダ政策金利発表がメインイベント。豪ドル/円を中心に積極的に攻めつつ、重要発表後の動きに応じて柔軟に戦略を切り替えましょう。