🗞️ 政治が相場を揺らし、実需が着地を決める週
― 荒波の中でも“取れるところだけ取った”2月第1週 ―
✅ 週間トレードサマリー(2月2日~2月6日)
📊 週間損益:+54,958 USD
相場全体は荒れ模様だったが、
狙うべき市場と、触るべきでない市場の切り分けが機能した一週間。
- GOLD:一貫して主戦場として機能
- 為替(AUD/USD・EUR/USD・USD/JPY):安定して収益貢献
- BTC・USD/CHF:ノイズ要因としてマイナス寄与
結果として、
ボラティリティの高い週にもかかわらず、収益はしっかり確保。
引き続き「為替+GOLD」を軸に戦略を継続する。
🧭 相場環境の整理(2/2週)
今週のマーケットは、
日本の政治イベント × ドルの信認修正 × 商品市場の急変
という3要素が同時進行。
方向性よりも**値幅が先行する“揺れる相場”**が続いた。
日本円:政治主導の円売りが相場の土台に
- 衆院選(2/8投開票)を前に、与党優勢観測が拡大
- 高市首相の発言が「円安を黙認」と解釈され、海外勢が円ショートを積み増し
- ドル円は156円台後半〜157円台へレンジを切り上げ
- クロス円も総じて底堅い推移
ただし、相場の裏側では、
- 1月の159円台で意識された介入・レートチェックの記憶
- 米国サイドからの「過度なドル高・円安は望ましくない」メッセージ
が効いており、
上に伸びるほど不安定になる非対称構造が継続。
米ドル:不信のピークは越えたが、強気一色ではない
次期FRB議長にウォーシュ氏が指名されたことで、
- 中央銀行の独立性を巡る過度な懸念は後退
- 「ドルが無条件で売られ続ける」前提は修正
ドルは断続的に買い戻されやすい環境へ。
一方で、
米雇用やインフレ指標を巡る不透明感は残っており、
ドル高がトレンド化するほどの確信には至っていない。
🪙 金・銀:急落が示した“過剰リスクの解消”
金・銀は史上最高値圏から急落。
- レバレッジポジションの巻き戻し
- 「安全資産=無条件買い」という前提の修正
この動きは、
- 為替市場では一時的な円買い・ドル売りを誘発
- ただし、日本政治要因の円売りに押され、持続性は限定的
👉 商品市場の変動は短期的なトリガーに留まった。
🔮 来週(2/9週)の相場設計図
―「結果→解釈→再配分」が一気に進む週 ―
来週のマーケットは、
イベントの大小よりも“解釈の速度”が値動きを決める週になりやすい。
最大の特徴は、
👉 週明けに一度“結論めいた動き”が出やすいが、
👉 その後、米指標で簡単に覆される可能性が高い
という点。
つまり、
初動=信じすぎない/確認=遅れない
このバランスが最重要。
🟢 パターンA:市場が「想定内」と判断した場合
相場の反応
- 政治イベントは無難通過
- 円売りは継続するが、勢いは限定的
- ドル円は高値圏を維持しつつも、伸び悩みやすい
マーケット心理
- 「悪くないが、これ以上は買い材料がない」
- 円ショートは残るが、新規は入りにくい
値動きの特徴
- 上方向はジリ高止まり
- 下方向は浅い押し目で止まりやすい
- レンジが“高い位置で固定”される形
👉 トレンドというより“ポジション維持相場”
🟡 パターンB:期待と現実のズレが意識された場合
相場の反応
- 週明けに出た円売りが早期に失速
- 利益確定とヘッジの円買いが優勢
- 値幅は出るが、方向感は定まらない
マーケット心理
- 「織り込み過ぎていたかもしれない」
- 政治材料より米指標を待つムード
値動きの特徴
- 朝強く、欧米で反転しやすい
- 上下どちらもヒゲが出やすい
- ボラティリティは高いが“走らない”
👉 最もトレード難易度が高いゾーン
🔴 パターンC:市場が“違和感”を覚えた場合(テール)
相場の反応
- 週明けからリスク回避が優勢
- 円ショートの解消が連鎖
- 株・為替・商品が同時に動く可能性
マーケット心理
- 「前提が崩れた」
- ポジションを軽くすることが最優先
値動きの特徴
- 説明のつかないスピード感
- 押し目が機能しない
- ニュースがなくても下げる
👉 ファンダメンタルより“ポジション調整”が主役
🧠 来週の本質(ここが一番重要)
来週は、
「どの結果か」より、
「市場がどう解釈したか」で動く週
同じ結果でも、
- 楽観的に処理されるか
- 疑念を持たれるか
で、値動きは真逆になり得る。
🛠 実戦目線の整理
- 週明けの初動は 追わない
- 大きく動いた方向の “2回目の動き”を狙う
- 米指標前後で一度ポジション整理が入る前提
👉 来週は「方向」より「反応速度」が勝敗を分ける
📜 あとがき|「冬の運動習慣」に学ぶ、相場と長く付き合うコツ
今週の相場は、値動きそのものよりも
「どれだけ淡々と向き合えたか」が結果を分けた一週間だったように感じます。
少し視点を変えてみると、
最近のフィットネスや心理学の研究・実践から見えてくる話は、
実はトレードにも驚くほどそのまま当てはまります。
⛄ 冬は“気合”より“仕組み”の季節
冬はやる気が落ちやすい、と言われがちですが、
専門家はむしろ
「冬は習慣を作りやすい季節」
だと指摘しています。
理由はシンプルで、
・予定が安定する
・外部ノイズが減る
・無理に成果を求められない
これは相場でも同じです。
派手なトレンドが出ない局面ほど、
ルール通りに淡々と待てる人が一番強い。
🔥 強度より“継続”がすべて
運動では
「5分だけ動く」
「今日は軽めでOK」
という考え方が、結果的に継続を生みます。
トレードも同様で、
・常にフルロットで戦わない
・やらない日があっても責めない
・“やらない判断”も成功とみなす
こうした低プレッシャーな姿勢が、
長期的な安定につながります。
🧠 エネルギーに逆らわない
専門家が強調するのは、
「自分のエネルギーと戦わない」こと。
眠い日、集中できない日、
無理に追いかけるほどミスは増えます。
相場も同じで、
今日は合わないと感じたら
何もしない勇気が、最大のリスク管理になります。
🌱 習慣は“自己評価”を変える
冬の運動習慣が続く人の共通点は、
「できなかった日を失敗と定義しない」こと。
トレードでも、
・ノートレ=負け
・エントリーしない=逃げ
と考え始めた瞬間、
心理は必ず歪みます。
淡々と続ける人は、
自分に優しく、ルールには厳しい。
✨ まとめ:冬は“基礎力”を育てる時間
派手な利益を狙う季節ではなく、
・待つ力
・整える力
・ブレない力
を鍛える期間。
冬に積み上げた習慣は、
春のボラティリティが来たとき、
必ずあなたの武器になります。
来週も、
気合ではなく“仕組み”で。
無理せず、淡々と、
相場と向き合っていきましょう。




