🧾 週間トレード総括(9月29日〜10月3日)
今週はゴールドの急騰とオセアニア通貨の底堅さが収益を押し上げ、
最終損益は +167,030 USD。リスクオフムードのなかでも堅実な運用で着地した。
🏛 政局・金融政策の転換点
10月4日、自民党総裁選で高市早苗氏が新総裁に就任。
「積極財政と緩和継続」の明確な姿勢を示し、
週明けの市場は株高・円安の方向で反応する見通し。
ただし、日銀の追加利上げ観測は依然根強く、
円相場は一本調子の円安ではなく、振れ幅を伴う上昇トレンドになりやすい。
💱 通貨別レンジ&戦略(10月6日週)
| 通貨ペア | 相場観・戦略 |
|---|---|
| USD/JPY | 高市政権による円安期待と、米政府閉鎖によるドル売りが拮抗。146円台は押し目買い、150円台は戻り売り。 |
| EUR/USD | ECBの利下げ見送り観測が支え。1.17前後で買い下がり、1.19前半で利確。 |
| GBP/JPY | BOEタカ派継続で底堅い。197円前半押し目買い、200円手前は利益確定を意識。 |
| CAD/JPY | カナダ雇用統計が焦点。弱ければ一時調整も104円前後は拾い場。 |
| AUD/JPY | 豪CPI上振れで利下げ観測後退。96円台押し目買い、98円半ばで利確。 |
🟡 GOLD(XAU/USD)
- 現値:3,886ドル
- 想定レンジ:3,840〜3,950ドル(突破で4,000ドル視野)
米政府閉鎖によるドル安と実質金利低下を背景に、
ゴールドは堅調地合いを維持。
戦略:
- 押し目買い中心(3,850〜3,870で分割ロング)
- 3,950〜4,000で部分利確
リスク回避・インフレヘッジ・資産分散の3要素が揃い、
中期的にも上昇トレンド継続が濃厚。
📅 今週の注目イベント
| 日付 | 国・地域 | 主な内容 | 注目度 |
|---|---|---|---|
| 10/6(月) | 日本 | 高市新内閣発足・日銀支店長会議 | ★★★ |
| 10/8(水) | NZ | RBNZ政策金利(予想:-0.50%) | ★★★ |
| 10/8(水) | 米 | FOMC議事録(9月分) | ★★★ |
| 10/10(金) | 加 | 雇用統計(9月) | ★★★ |
| 10/10(金) | 米 | ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) | ★★★ |
🔻 まとめと戦略指針
- 高市政権=円安方向への初動。
- 米政府閉鎖=ドル軟調・ゴールド高要因。
- 為替は「円売り優勢 × ドルの上値重さ」が共存する構図。
- 中期ではゴールド・ユーロ・豪ドルに上昇余地、ドルは調整局面入り。
- ポジションは軽めに構え、要人発言と指標の“タイミングリスク”を最重視。
📜 あとがき|AIとの付き合い方と、情報を見抜く力
今週もFX週報をご覧いただきありがとうございます。
ChatGPTをはじめとするAIの登場で、情報を得るスピードは劇的に速くなりました。健康情報、投資分析、さらにはマーケットの見通しまで、数秒で要約してくれる時代です。
しかし、「速さ」や「便利さ」だけで判断してよいのか ― ここに注意が必要です。
AIの強みは膨大な情報を整理し、私たちが考えるきっかけを与えてくれること。一方で、必ずしもすべての情報が正確・最新とは限らない。ときに自信ありげに間違った答えを出すこともあります。
FXや経済分析でも同じです。AIの助けを借りながらも、**「最後の判断は自分」**という姿勢を忘れないこと。AIを“頼る”のではなく、“使いこなす”ことが、これからの投資家に求められるスキルです。
🧭 情報の時代に問われるのは「判断力」
為替相場はニュースやデータで動きますが、その「解釈」は常に人間の手に委ねられています。AIの答えを鵜呑みにせず、自分の経験・知識・直感と照らし合わせる――その姿勢こそが安定したトレードを支える土台です。
来週も、AIを賢く使いながら、冷静に・柔軟に・自分の頭で考えるトレードを心がけていきましょう。
スピードの時代だからこそ、「考える時間」を持つことが最大の武器になります。
――それでは、また次週お会いしましょう。




