トランプ発言で市場混乱、本日は米CPI発表が焦点!
本日は 21:30に発表される米消費者物価指数(CPI) に市場の関心が集中している。
トランプ大統領の発言が市場の方向感を乱しているが、CPIが予想を大きく上振れ・下振れした場合、米ドルは大きく動く可能性が高い。
市場の現状と注目ポイント
米ドル(USD)
- トランプ大統領が米景気後退の可能性を否定せず → 市場がリスク回避の動きに傾斜
- しかし、その後「リセッションの可能性は低い」と発言 → 市場が翻弄される展開
- CPI次第で米ドルの方向性が決定される
本日の米CPI(予想)
- 前年比:+2.9%(前回+3.0%)
- コア前年比:+3.2%(前回+3.3%)
- 前月比:+0.3%(前回+0.5%)
- コア前月比:+0.3%(前回+0.4%)
予想通り or 下振れ → ドル安継続の可能性
予想を上回るインフレ → ドル買い & FOMC利下げ観測後退
ユーロ(EUR)
- 欧州ではドイツの防衛費関連法案審議が焦点
- 昨日の緑の党発言が影響し、ユーロの不安定な動きが続く可能性
- ECBウォッチャー会議が本日開催され、タカ派 or ハト派のニュアンスが注目される
ユーロは米CPIの影響を受けるため、ドル主導の動きに注意!
カナダドル(CAD)
- 本日はカナダ中銀(BOC)が政策金利を発表(市場予想は25bp利下げで2.75%)
- マックレム加中銀総裁の発言次第では加ドルが大きく動く可能性
BOCがタカ派的な発言をすれば、カナダドル買いの展開もあり得る!
GOLD(XAU/USD)
- 米CPI次第で方向性が決まる
- インフレ鈍化なら利下げ観測が強まり、GOLDは買われる可能性
- CPIが予想を上回る場合、ドル買い & GOLD売りの展開に
短期的な押し目買いチャンスを狙いたい局面!
本日の経済指標 & イベント
時間(日本時間) | イベント・指標 | 注目度 |
---|---|---|
21:30 | 米消費者物価指数(CPI) | 高 |
23:00 | BOC政策金利発表 | 高 |
23:15 | マックレム加中銀総裁会見 | 高 |
24:00 | ラガルドECB総裁講演 | 中 |
本日は21:30の米CPIが最重要イベント!
まとめ & トレード戦略
- 21:30の米CPI発表後、米ドルの方向性が明確になる
- 予想を上回ればドル買い、下振れならドル売りが加速する可能性
- カナダ中銀(BOC)の政策発表 & 総裁会見にも注目
- GOLDはCPIの結果次第で押し目買い or 売りの判断
基本戦略:
CPIが予想通り or 下振れ: → ドル売り & GOLD買い、ドル円売り
CPIが予想を上振れ: → ドル買い & GOLD売り、ドル円買い
本日の市場は米CPI次第!発表後の動きにしっかりついていく!