-102,010ドル “通商レジーム”突入──日米交渉が為替の命運を握る
📈 週間為替予測(2025年4月14日週)
📆 注目経済イベント(日本時間)
| 日付 | 指標・イベント | 影響通貨 |
||-|-|
| 4/15(火) | RBA議事要旨、カナダCPI | 豪ドル・加ドル |
| 4/16(水) | 英CPI、BOC政策金利、南ア小売売上高、NZ貿易収支 | ポンド・加ドル・ZAR・NZドル |
| 4/17(木) | 日本貿易収支、日米通商交渉、豪雇用統計、ECB理事会 | 円・豪ドル・ユーロ |
| 4/18(金) | 日本CPI、NZ1-3月期CPI | 円・NZドル |
🔍 通貨別見通しと注目材料
USD/JPY(ドル円)
- 見通し:日米通商交渉が最大の焦点。
- 材料:日本の貿易黒字、CPI、トランプ政権のドル安誘導。
EUR/USD(ユーロドル)
- 見通し:ドル主導で上昇も、ECB利下げ観測で上値は限定的。
- 材料:ECB理事会、独ZEW景況感指数、ユーロ圏インフレ見通し。
GBP/JPY(ポンド円)
- 見通し:インフレ動向と雇用統計に振られやすい。4月は季節的に堅調傾向あり。
- 材料:英CPI、失業率、IMFによる成長率下方修正の影響。
CAD/JPY(カナダドル円)
- 見通し:BOC会合が焦点。米加通商摩擦と28日選挙のリスク要因にも注目。
- 材料:カナダCPI、BOC政策声明、選挙報道。
AUD/JPY(豪ドル円)
- 見通し:RBAと米中関係がカギ。不安定な地合い続く。
- 材料:RBA議事要旨、豪雇用統計、中国の経済指標。
ZAR/JPY(南アランド円)
- 見通し:政局不安と米関係悪化が重し。戻りは限定的と想定。
- 材料:小売売上高、与党分裂懸念、米との摩擦報道。 ✅ 今週のまとめ:トレード戦略指針
📌 1. リスク警戒モード継続
→ 関税問題や通商交渉の進展次第でボラティリティ拡大リスクあり。
📌 2. 各国中銀イベントに注目
→ ECB・BOC・RBAなど、利下げ観測の行方に注目。政策サプライズが出ればクロス通貨で大きな値動きも。
📌 3. 材料不足の中で短期売買が優位
→ どの通貨も上値を追うにはファンダが不足。短期レンジ・イベントドリブン型の戦略が有効。
あとがき
相場にも栄養にも、「見た目」より「中身」が大事。
今週の為替市場は、経済指標や政策要因の“見出し”に振り回される展開が多かったですね。一見ポジティブな発表でも、細かく中身を見ればリスクが潜んでいたり…。相場の世界でも「見た目より中身」が大切だと、改めて感じる週となりました。
その“見た目 vs 中身”の話題で、ふと気になったのが「卵」の話です。
🐔 フリーレンジ卵は本当に“ヘルシー”?
スーパーで「フリーレンジ(放し飼い)卵」を見かけると、「身体に良さそう」と手を伸ばしたくなりますよね。けれど、実は栄養価にはそこまで大きな差がないという研究結果もあります。
というのも、卵の栄養は「飼育方法」よりも“鶏の食べているエサ(飼料)”の影響を強く受けるからです。
たとえば、オメガ3脂肪酸やビタミンDが豊富な卵は、エサにそれらの成分が添加されているケースが多いです。つまり、「フリーレンジだから栄養価が高い」とは一概には言えないんですね。
💰 高い卵=高栄養ではない?
値段も栄養価の指標にはなりません。価格差は主に生産方法の違いによるもので、「放し飼い」や「オーガニック」のラベルがついた卵は、管理コストが高いため高価になる傾向があります。
また、消費者の多くは「黄身の色」や「サイズ」「見た目」にも価値を感じているそうで、実際の味や栄養よりも“印象”で選ばれていることも多いようです。
🧘♂️ 相場も卵も、「中身」を見極める目を
この話、まるでFX相場のようですよね。
経済指標や要人発言、チャートパターンなど、見た目のインパクトに惑わされず、「本質」を見抜く力こそがパフォーマンスを左右します。
“値段が高いから良い”でも、“ラベルが付いてるから安心”でもなく、「何が含まれているのか」「どのような背景で作られているのか」を丁寧に見ること。
卵でも、相場でも、そうした姿勢が「賢い選択」に繋がっていくのかもしれません。
来週も「見た目に流されない」トレードを意識して、しっかりと市場の本質を見極めていきましょう!
それでは、良い週末を🐣