1月20日~24日 トレード結果: -36,504 USD
トランプ大統領の就任式や日銀の利上げ決定という波乱の一週間。市場のボラティリティが高まり、戦略の修正が追いつかず苦戦した結果となりました。
トレードの振り返り
戦略と課題
- ビットコインの買い:
トランプ新政権の発足で市場心理の改善とドル安を背景に、ビットコインの上昇トレンドを期待してエントリー。しかし急激な値動きと予想外の巻き戻しが続き、ロスカットが相次ぎました。 - ドル円の売り:
日銀の利上げを見越して日本円買いを狙ったポジション。しかし、利上げ織り込みがすでに完了しており、大きな利益を得るには至らず。
週間為替市場の振り返り(1月20日週)
ドル/円
- 動き:
トランプ就任による市場の不安と米関税政策の発表見送りが相まって一時154.78円まで下落。その後、株高によるリスクオンで156.75円まで反発。最終的には155円台半ばで終了。
ユーロ/ドル
- 動き:
欧米株高を背景に堅調推移。一時1.0457ドルまで上昇も、トランプ政権の政策不透明感で大きな方向感は見られず。
ポンド/円
- 動き:
リスクオンムードの中、189円台後半から193円付近まで上昇。英長期債の売り圧力が後退したことが追い風。
加ドル/円
- 動き:
米関税関連の報道に振らされ、107円台前半から109円台まで上下する荒い値動きが続く。
豪ドル/円・南アランド(ZAR)/円
- 動き:
豪ドルは株価上昇を背景に堅調に推移。ZARも対ドル・対円で底堅い展開を維持。
今週の展望(1月27日週)
ドル/円
- 方向性: 中立
- 注目ポイント:
- FOMC: 28-29日に開催予定。政策金利据え置きが予想されるが、パウエル議長の発言次第でドルの動きが左右される可能性。
- 経済指標: 米12月耐久財受注、1月消費者信頼感指数、10-12月期GDP速報値、1月PCEコアデフレータが鍵。
ユーロ/ドル
- 方向性: 売り優勢
- 注目ポイント:
- ECB理事会: 30日に4会合連続の利下げが予想され、ユーロの下落圧力に注意。
ポンド/円
- 方向性: 中立
- 注目ポイント:
- 英国の経済イベントは少なく、トランプ政権の発言や米FOMCの結果に影響されやすい。
加ドル/円
- 方向性: 中立
- 注目ポイント:
- カナダ中銀(BOC): 29日の政策金利発表で利下げが予想されており、加ドル売りが懸念される。
豪ドル/円・南アランド(ZAR)/円
- 方向性: 中立
- 豪ドル: CPI次第で大きく動く可能性あり。
- ZAR: SARBの金融政策に影響される展開を予想。
注目イベント
- 1月28日: 米12月耐久財受注、1月消費者信頼感指数
- 1月28-29日: FOMC
- 1月30日: ECB理事会、南アSARB金融政策会合
- 1月31日: 米1月PCEコアデフレータ、豪10-12月期卸売物価指数
戦略とポイント
- トランプ政権: 政策発表や発言が為替市場に与える影響を見極め、柔軟な対応を心掛ける。
- FOMCとECB: パウエル議長とラガルド総裁の発言を注視し、主要通貨の動きを予測。
- 豪ドルとZAR: 経済指標次第で方向感が出るため、短期戦略を準備。
まとめ
市場は依然として高いボラティリティの中で推移。主要イベント後の動きに柔軟に対応し、リスク管理を徹底していきます。
あとがき:食事と心の健康
トレーダーとして、日々の判断力や集中力を最大限に発揮するためには、体調管理だけでなく、心の健康も欠かせません。そして、その鍵を握るのが、意外にも「食事」です。
食事とメンタルヘルスの関係
最新の研究によると、腸と脳が密接に関連しており(「腸脳相関」)、食事が心の健康に大きな影響を与えることがわかっています。具体的には、腸内の細菌が神経伝達物質の生成を助けることで、気分やストレスの調整に寄与しています。これは「栄養精神医学」とも呼ばれる新しい分野で注目されています。
トレーダーにおすすめの食事習慣
以下のような食品を意識的に取り入れることで、集中力や判断力をサポートすることが期待できます:
- オメガ3脂肪酸(サーモン、くるみ、チアシード):認知機能を向上させ、ストレス軽減効果も。
- 発酵食品(ヨーグルト、キムチ、納豆):腸内環境を整え、気分を安定化。
- 全粒穀物(玄米、全粒パン):安定したエネルギー供給と気分の向上に役立つ。
- 葉物野菜(ほうれん草、ケール):ビタミンB群が豊富で、脳の健康をサポート。
- ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー):抗酸化物質が豊富で、ストレス軽減に有効。
避けたい食品
一方で、以下の食品は避けることで心の健康を守ることができます:
- 超加工食品や砂糖の多い食品
- 飲み過ぎのカフェインやアルコール
- 飽和脂肪酸やトランス脂肪酸
小さな習慣から始めよう
すべてを一気に変える必要はありません。例えば、「毎日1種類の野菜を増やす」や「ジュースの代わりに水を飲む」といった小さな変化から始めるのが効果的です。また、日々の食事がどのように気分に影響を与えるかを記録することで、自分に合った食習慣を見つけることができます。
トレードは肉体的にも精神的にもエネルギーを消耗する活動です。そのため、食事を通じて体と心の状態を整えることが、長期的な成功への鍵となります。食事を見直し、日々のパフォーマンス向上に役立ててみてはいかがでしょうか?
それでは、次週も安定したトレードライフを!