今週のトレード結果は、合計で-91,776 USDという大きなマイナスとなりました。特に英ポンドの動きに振り回され、損失が拡大しました。最近のトレードはボラティリティが高すぎるため、来週からはEURUSDとUSDJPYに絞り、より慎重なエントリーを心がけることにします。
今後の注目ポイント
1. 円買い介入のリスク
米国が日本を為替操作の「監視リスト」に追加したことにより、日本政府・日銀による円買い介入のリスクが指摘されています。20日に日本が監視リストに追加されましたが、21日朝に財務省の神田真人財務官は為替相場の過度な変動に対して「適切な対応を取る」と強調しました。円の価値が2012年の半分程度まで下落し、円買い介入の可能性が再び浮上しています。元日銀の竹内淳氏は、米国が自国通貨を防衛するための介入を問題視しないと述べています。
2. バイデン大統領とトランプ前大統領の討論会
27日に予定されている討論会では、ウクライナ、中東、対中政策に焦点が当たると予想されます。トランプ氏が優勢となった場合、米国第一主義の影響で地政学リスクが高まり、USD安が進行する可能性があります。ただし、トランプ氏の政策はドル高を招く可能性もあります。
各通貨の注目ポイント
- 米ドル (USD): FRBのPCEデフレーターやCPI、PPIが注目されます。市場は年内2回の利下げを織り込んでおり、ドルの上値が重くなる可能性が高いです。
- 日本円 (JPY): 日銀金融政策決定会合での「主な意見」公表が注目されます。国債買入れの減額計画が焦点です。
- ユーロ (EUR): フランス下院選挙や欧州の景況感指数が注目され、ユーロの上値が重くなっています。
- 豪ドル (AUD): 米金利の低下や欧州の政局不安により、豪ドルが買われやすい状況です。
- 南アフリカ・ランド (ZAR): 南アフリカの親ビジネスな政策が好意的に受け止められ、ランドが買われやすい状況です。
- ポンド (GBP): 英中銀の金融政策会合での据え置き決定やインフレ率の鈍化が影響しています。
- カナダドル (CAD): カナダ中銀の利下げ決定や追加利下げ見通しがカナダドルの重しとなっています。
まとめ
バイデン大統領とトランプ前大統領の討論会が注目されていますが、今回の選挙ではロバート・ケネディ・ジュニア氏にも注目が集まっています。彼の参入により、選挙戦の結果が大きく変わる可能性があります。アメリカ大統領選はFXマーケットにも大きな影響を与えるため、今後の動向を注視しましょう。
良い週末をお過ごしください(^^)