FXを始めたばかりで、実際にトレードをすると予想と逆の方向に動いてしまい、なかなか利益を出せないという経験をしている方も多いのではないでしょうか?この記事では、エントリー後に逆に動いてしまう原因とその対策方法を解説します。逆行してしまい利益が出せていない方はぜひ読んでみてください。
この記事のまとめ
- FXで逆行される原因:トレードルールがあいまい、長期トレンドを無視している、ラインの反発を狙いすぎている、ブレイクの判断が甘い、焦ってエントリーしている、逆張りが多い、ファンダメンタルズを考慮していない。
- 対策方法:明確なルールを決める、過去検証をする、基本に忠実に取引する。
- 逆行された場合の対処:設定したところで損切りする、環境認識を改める。
FXでエントリー後に逆に動くのは誰もが経験すること
FX取引をしていると「自分がエントリーをすると相場が逆に動いてしまう」という経験がある方も多いでしょう。これはFXを練習し始めると誰もが通る道です。エントリーをすると逆行してしまう原因を理解し、対処することで改善できます。
FXで逆に動く原因
- トレードルールがあいまい:明確なエントリーや損切りのルールが定まっていないことが原因です。感情的なトレードを防ぐため、再現性のあるルールを設定しましょう。
- 長期トレンドを無視している:短期足だけでなく、長期足のトレンドを把握しないと、逆行されやすくなります。必ずマルチタイムフレーム分析を行いましょう。
- ラインの反発を狙いすぎている:サポートラインやレジスタンスラインの反発を狙うのは基本ですが、必ずしも反発するとは限りません。ラインを過信しないことが重要です。
- ブレイクの判断が甘い:ラインを少し抜けただけでエントリーするのは危険です。ブレイク後の押し目や戻りを待ってからエントリーするようにしましょう。
- 焦ってエントリーしている:損失を取り返そうと焦ってエントリーすると、逆行されやすいです。冷静な判断を保ち、根拠のあるトレードを心がけましょう。
- 逆張りが多い:逆張りはトレンドに逆らうため、相場が順行する確率が高くなります。順張りを基本とし、逆張りは慎重に行いましょう。
- ファンダメンタルズを考慮せずにエントリーしている:経済指標や要人発言などのファンダメンタルズ要素を無視していると、テクニカル分析だけでは予測できない動きに巻き込まれる可能性があります。
FXで逆に動く可能性を減らすためには
- トレードルールを明確に決める:エントリーの根拠、損切りの位置、資金管理、利確の根拠などを明確に設定し、それを厳守することが重要です。
- 相場分析は長期足から:必ずマルチタイムフレーム分析を行い、長期トレンドを把握することが重要です。これにより、逆行のリスクを減らせます。
- ローソク足の確定まで待つ:エントリーはローソク足が確定するまで待ちましょう。確定前にエントリーすると「ダマシ」に遭う可能性があります。
- 過去検証を行う:過去のチャートを分析し、エントリーのシミュレーションを行いましょう。これにより逆行されづらいパターンを見つけることができます。
- 順張りを基本とする:順張りはトレンドに沿った取引であり、安全性が高く、逆行されるリスクが低くなります。
- 相場分析の精度を上げる:テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせて相場分析の精度を上げましょう。情報収集も重要です。
万が一FXでエントリー後に逆に動いてしまったときの対処法
- 損切り設定をする:逆行した場合に備えて、あらかじめ損切りの位置を設定しておきましょう。損切りは「再び狙った方向に戻る根拠がなくなった場所」に設定すると良いです。
- 相場の環境認識を見直す:逆行しても環境認識がしっかりできていれば、元の方向に戻る可能性が高いです。環境認識の方法を見直し、改善点を見つけましょう。
まとめ
エントリー後に逆に動いてしまう原因を理解し、対策を講じることで、逆行されるリスクを減らせます。明確なトレードルールを設定し、長期トレンドを把握し、冷静な判断を保ちながら取引することが重要です。また、過去検証を行い、相場分析の精度を上げることも大切です。これらの対策を実践し、FX取引の勝率を上げましょう。