💹 ドル高・円安の流れは不変──次の焦点は今夜22:30の米雇用統計
■ ドル円:押し目はすべて拾われ、じわり157円後半へ
ドル円は海外市場での上昇の流れをそのまま引き継ぎ、
東京時間でも買いが優勢。午後には 157.69円 まで上値を伸ばした。
市場に残る「介入警戒」は意識されているものの、
- 日本当局の牽制発言に新鮮味がない
- 158円を超えるまでは本格介入リスクは限定的
- 円キャリー需要が継続している
といった背景から、円売りに歯止めはかかっていない。
押し目に入れば即座に拾われる地合いが続き、トレンドは明確に上向きだ。
前日の FOMC議事要旨 で「12月利下げ観測が後退」したことも追い風となり、
ドル買いが優位に傾く構図が続いている。
今後の上値ターゲットは、
- 160円(大台)
- 161.95円(昨年高値)
ロンドン勢も上方向のテストを意識し始めており、
市場全体が“円安再拡大”へ備える形だ。
■ クロス円:押し目待ちすら与えない強さ
クロス円も軒並み強含みで推移。
円売りの流れがストレートに波及している。
- ポンド円:206円台乗せが射程圏
- ユーロ円:181円割れでは即座に買い戻し、181.60円台へ反発
→ 押し目の厚さからも「上値トライ」の意思の強さが明白。
主要通貨に対し、円売りが極めて広範囲に浸透している状況といえる。
■ 今夜最大イベント:22:30 米9月雇用統計
今日の主役は何と言っても 米9月雇用統計(NFP)。
ただし今回のNFPには特殊事情がある。
- 今回の対象週は 9月12日を含む“古い週”
- 弱い結果でも 利下げ期待が急に高まる構図ではない
しかし、逆に…
強い数字 → 利下げ後退 → ドル買い加速 → ドル円急伸
という反応は十分あり得る。
現在の市場は “ドル買いが出やすい流れ” にあるため、
サプライズ強めの数字が出た場合の急騰リスク は警戒必須だ。
■ 主要通貨:ドル買い継続が基本線
ユーロドル
- 1.15台前半が広いレンジ
- 場合によっては 1.14台トライ の可能性も
ポンドドル
- 1.30台半ばを中心とした値動きが想定
どちらも、
米雇用統計が強ければ “下方向”(ユーロ安・ポンド安)に素直に反応しやすい環境。





