🧊 過熱にブレーキ
金・銀・原油・株が同時失速、為替は“待ち”の局面へ
🧭 いま起きていること(要点)
これまで強気一辺倒だった資産に、同時に売りが入った。
きっかけは、次期FRB議長に Kevin Warsh 氏が指名されたとの報。
市場はこれを
- ドルの再評価
- FRBのタカ派化リスク
として受け止め、積み上がったポジションを一斉に解消。
安全資産扱いだった金・銀まで、リスク資産のような崩れ方を見せている。
円相場:円売り期待は続かず
与党優勢報道で円売りムードが一瞬強まったが、
- コモディティと株の同時調整
- リスク回避の広がり
- 155円台の介入警戒
が重なり、ドル円は154後半〜155半ばの往復に収束。
ボラは高いのに、トレンドは出ない。
典型的な“神経質レンジ”。
米国側の未解決テーマ
FRB議長人事はまだ評価が固まっていない。
タカ派の経歴 × 政治色の強い指名 × 承認プロセス待ち。
つなぎ予算も未消化で、進展次第では指標スケジュールへの影響も意識される。
→ ドルは「売られ過ぎ」でも「安心して買えない」。
📉 いまの市場の性格
- 金も株も原油も崩れる
- 円売りは続かない
- ドルは戻すが伸びない
つまり、
どの資産も“行き過ぎの是正”フェーズ
為替は方向を決める材料待ちに入っている。
📈 ドル円:イベントで分岐する相場
トレンドではなく、材料で瞬間的に2〜3円動く地合い。
上(円安・ドル高)へ振れる条件
- ウォーシュ=タカ派解釈が強まる
- 予算問題が無難通過
- 与党優勢報道が継続
- 米金利が反発
ただし 155.5〜158.5 は実弾介入を強く意識。
→ 伸びにくい。
下(円高・ドル安)へ振れる条件
- 政府閉鎖リスク再燃
- トランプ発言でドル信認揺らぐ
- 株・コモディティの調整継続
- レートチェック観測
→ 下は理由が薄くても走りやすい。
🧭 実戦ゾーン
| 価格帯 | 相場の癖 | 優位性 |
|---|---|---|
| 158台 | 介入警戒で上ヒゲ | 売り有利 |
| 155.5–157 | 乱高下 | 戻り売り |
| 153–155 | 様子見レンジ | 短期向き |
| 150–152 | 円買い加速 | 売り継続 |
🎯 いまの結論
上は政治に止められ、下は市場が走らせる
- 上昇には明確な理由が必要
- 下落は雰囲気だけで進む
この非対称性が、いまの最大のヒント。
🛠 短期ロジック
- 155後半:追わず、失速待ち
- 154割れ:フォローショート
- 152割れ:加速警戒
- ロングは152台まで引きつけてから
いまは“方向を当てる”より、“急変に乗る”相場。





