📰 東京主導の円安、欧米勢は追随するか
■ 今日の核心
アジア時間は明確なドル優位。
ただし、欧米時間に入ってからもこの流れが維持されるかが最大の焦点。
現状は「東京主導の上昇」。
本物のトレンドへ発展するには、米材料の裏付けが必要な局面。
■ アジア時間:通貨主導の連鎖反応
まず目立ったのはNZドルの急失速。
RBNZは政策金利を維持したものの、
声明・総裁発言が予想以上に慎重姿勢。
その結果、
- NZD売り
- 対ドルでの急落
- ドル指数押し上げ
という構図に。
ドルが押し上げられたことで、
他通貨にも連鎖的なドル高が波及。
■ 円売りが加速した理由
ドル高に加え、円安要素が同時に重なった。
- 日本株の底堅さ
- 貿易統計で輸出が想定以上の伸び
- 対米投資関連発言による資本流出連想
これらが合わさり、
リスク選好 × 円売り
の流れが強まった。
ドル円のみならず、クロス円も総じて堅調推移。
■ 欧州時間:英インフレが一瞬主役に
英国CPIは総合は想定通りだったが、
コア・サービス部門がやや強め。
発表直後はポンド買いで反応。
しかし、その動きは長続きせず、
相場全体の流れを変えるには至らなかった。
現在は再び、ドルと円の力関係が主導。
■ 欧州序盤のムード
株式先物は底堅く、
円は引き続き売られやすい環境。
ドル円は高値圏で推移。
クロス円もリスク選好を背景に支えられている。
ただし、
“追随買い”はまだ限定的。
■ 今夜の分岐点
本日の真の焦点は米国サイド。
① 米資本フロー関連データ
中国当局が米債保有抑制を指示との報道がある中、
対米証券投資の内容はドル方向を左右しやすい。
- 米債投資減少 → ドル売り圧力
- 安定維持 → ドル下支え
② FOMC議事録
1月会合分。
ハト派的ニュアンスが強ければ、
東京時間のドル高は修正される可能性。
■ 外部リスク
米・イラン関連の進展次第では、
- 原油
- リスク資産
- ドル
が同時に振れる展開も想定される。
地政学は“静かだが消えていない”状態。
■ 現在の力関係
- アジア:ドル優勢
- 欧州:円売り継続
- 英材料:一時的影響
- 米材料:方向決定待ち
市場はまだ確信を持っていない。
■ まとめ
✔ 東京時間はドル高・円安主導
✔ 欧州は追随も、勢いは限定的
✔ 真の分岐は米資本フローと議事録
✔ トレンド転換には追加材料が必要
現状は“前のめりな上昇”。
欧米勢が参加して初めて、本物かどうかが分かる。
それまでは、振幅を伴う確認作業の時間帯。





