【+197,641 USD】ドル円165円へ?FOMCと日銀会合で相場が激変する一週間
トレード期間:2026年7月20日〜7月24日
週間合計:+197,641 USD
■ 今週の総括
今週のポイントは非常に明確でした。
GOLDの力強い上昇トレンドを的確に捉え、収益を大きく伸ばすことができました。
一方、ドル相場は高値圏で方向感に欠け、USD/CHFやUSD/CADもレンジ内での推移が続きました。
そのため、方向感の乏しいドルストレートを無理に追わず、明確なトレンドが発生していたGOLDへ資金を集中しました。
結果として、週間合計は+197,641 USD。
「動いている市場だけを選ぶ」という基本戦略が、好成績につながった一週間となりました。
■ 今週の相場の特徴
今回の市場構造は、次のように整理できます。
・GOLD:押し目を挟みながら力強い上昇トレンドを継続
・ドル:高値圏を維持したものの、方向感には欠ける展開
・USD/CHF:明確な方向が出ないレンジ相場
・USD/CAD:原油高と通商問題が交錯し、上下に振れる展開
・USD/JPY:中東情勢と原油高を背景に163円台後半まで上昇
総じて、今週は「GOLDが圧倒的な主役となった相場」でした。
すべての市場で利益を狙う必要はありません。
トレンドが明確な銘柄と、方向感の乏しい銘柄の差を見極め、勝ちやすい市場へ集中することの重要性が改めて確認できました。
■ 今後の方針
・GOLDは押し目買いの機会を継続して監視
・ドルストレートは方向性を確認してから参入
・レンジ相場では無理にポジションを持たない
・中東情勢と原油価格の急変に注意する
・トレンドが明確な市場へ資金を集中する
今後も、銘柄数を増やすことより、最も強いテーマが発生している市場を選ぶことを優先します。
FX戦略アップデート
2026年7月27日〜7月31日|マーケット展望
前週運用実績:+197,641 USD
■ 来週のマーケットテーマ
来週の最大テーマは、
「ドル円は165円へ向かうのか。それとも日米金融政策をきっかけに反転するのか」
です。
ドル円は中東情勢の緊迫化、有事のドル買い、原油高による日本の交易条件悪化を背景に、一時163.99円まで上昇しました。
164円台が目前となり、市場では次の節目として165円が強く意識されています。
しかし、来週は米FOMCと日銀金融政策決定会合が同じ週に開催されます。
政策金利はいずれも据え置きが中心予想ですが、重要なのは今回の金利変更ではありません。
今後の利上げ時期と、そのペースです。
ウォーシュFRB議長が原油高によるインフレ再加速を警戒し、9月利上げの可能性を示せば、米金利上昇とドル買いが再び強まる可能性があります。
一方、植田日銀総裁が円安と輸入物価の上昇を重視し、9月や10月の追加利上げに前向きな姿勢を示せば、急速な円買いにつながる可能性があります。
来週は、日米中央銀行の発言一つで、ドル円が数円単位で動いても不思議ではありません。
■ USD/JPY戦略
ドル円は、基本的に下値の堅い展開を想定します。
日米金利差、円キャリー取引、有事のドル買い、日本の交易条件悪化という円安材料は、依然として大きく崩れていません。
FOMCがタカ派的な内容となれば、164円を突破し、165円を試す可能性があります。
ただし、164円台後半から165円付近では、日本政府・日銀による円買い介入への警戒が一段と強まります。
高値を追いかけて買うよりも、急落後の押し目を慎重に狙う方が合理的です。
一方、日銀会合で利上げペースの加速が示唆された場合には、円売りポジションの巻き戻しによって急落する可能性があります。
来週のドル円は、方向を決めつけず、FOMCと日銀会合後の値動きを確認してから対応します。
■ GOLD戦略
GOLDは、引き続き最優先で監視します。
中東情勢の悪化、原油高、インフレ再加速への警戒、中央銀行政策への不透明感は、いずれもGOLDを支えやすい材料です。
ただし、前週までの上昇によって短期的な過熱感もあります。
高値を追いかけるのではなく、調整後の押し目と反発確認を重視します。
FOMCが強いタカ派姿勢を示し、米金利とドルが急上昇した場合には、GOLDが一時的に売られる可能性があります。
その下落がトレンド転換なのか、単なる調整なのかを見極めることが重要です。
基本戦略は、上昇トレンドが維持される限り押し目買いです。
■ EUR/USD戦略
ユーロドルは、基本的に上値の重い展開を想定します。
ECBは政策金利を据え置き、今後の政策について慎重な姿勢を維持しました。
一部の委員から利上げを検討すべきとの意見も出ていますが、欧州はエネルギー価格上昇による景気悪化リスクを抱えています。
来週はユーロ圏GDPと消費者物価指数が発表されます。
インフレが強ければユーロ買いにつながる可能性がありますが、景気減速が確認されれば、ユーロの上値はさらに重くなりそうです。
FOMCがタカ派となった場合は、戻り売りを優先します。
■ GBP戦略
ポンドは、英中銀会合と新政権の財政運営が焦点です。
政策金利は据え置きが有力ですが、利上げを主張する委員が増えれば、ポンド買いにつながる可能性があります。
一方、バーナム政権の歳出拡大や財政ルールの柔軟化が意識されれば、英国債とポンドの重しになります。
ポンド円はドル円の上昇に支えられやすいものの、すでに歴史的な高値圏にあります。
高値追いは避け、英中銀会合後の方向を確認します。
■ CAD戦略
カナダドルは、米国との関税交渉と原油価格の綱引きになります。
原油高は産油国通貨であるカナダドルの支援材料です。
一方、米国がカナダ製品に追加関税を課す方針を示していることは、大きな売り材料となります。
関税交渉が難航すれば、原油が上昇してもカナダドルが買われにくい可能性があります。
方向感が明確になるまでは、無理にポジションを持たない方針です。
■ AUD戦略
豪ドルは豪CPIが最大の焦点です。
雇用統計が良好だったことに加え、サービス価格や賃金上昇への警戒が続いています。
CPIが予想を上回れば、RBAの追加利上げ観測が高まり、豪ドル買いにつながる可能性があります。
ただし、中東情勢の悪化や株式市場の下落が進めば、リスクに敏感な豪ドルには売り圧力がかかります。
経済指標だけでなく、世界全体のリスク環境も確認する必要があります。
■ 今週の基本戦略
来週は、日米金融政策と地政学リスクが同時に相場を動かす一週間です。
通常よりも値動きが大きくなり、発表直後には上下へ激しく振れる可能性があります。
基本戦略は次の通りです。
・FOMCと日銀会合前に大きなポジションを持たない
・発表直後の最初の値動きを追いかけない
・ドル円は165円付近の介入リスクを警戒する
・GOLDは押し目買いを中心に監視する
・方向感のないドルストレートは無理に取引しない
・政策発表後に生まれた明確なトレンドへ集中する
重要イベントが多い週ほど、すべてを予測しようとしないことが重要です。
発表内容と市場の反応を確認し、その後に形成されたトレンドへ乗ることを優先します。
■ 最終シナリオ
来週は、
「ドル円が165円を試す上昇相場」
と
「日銀のタカ派化や介入警戒による急反落」
の両方を想定する必要があります。
FOMCがタカ派、日銀が慎重姿勢を維持した場合、ドル円は165円方向へ上昇する可能性があります。
反対に、FRBが利上げを急がない姿勢を示し、日銀が追加利上げへ前向きとなれば、ドル円は大きく下落する可能性があります。
日米双方がタカ派となった場合には、どちらがより早く、より強く利上げするのかという「政策スピードの差」が相場を決めます。
来週の基本方針は、
「予測で勝負せず、政策発表後のトレンドに乗る」
ことです。
相場が最も大きく動く可能性がある一週間だからこそ、最初から方向を決めつけず、明確な流れが生まれた市場だけへ資金を集中します。
■ あとがき:昔から伝わる知恵には理由がある
子どもの頃、
風邪をひいたら生姜湯。
喉が痛ければはちみつ。
そんな「おばあちゃんの知恵」を教わった方も多いのではないでしょうか。
昔は経験則だと思われていたこうした民間療法も、
最近では科学的な研究によって、その効果が少しずつ明らかになってきています。
例えば、
ターメリックには炎症を抑える働き、
生姜には吐き気や炎症を和らげる作用、
ラベンダーにはストレスや不安を軽減する可能性、
ペパーミントには胃腸の不調を和らげる働きなどが報告されています。
もちろん、これだけで病気が治るわけではありません。
しかし、
身体を整える小さな習慣としては、とても理にかなっているのです。
これはトレードにも似ています。
一見すると地味なこと。
毎日の相場分析。
資金管理。
トレード日誌。
損切りルール。
こうした基本は、すぐに大きな利益を生むものではありません。
だから軽視されがちです。
でも、長く勝ち続けている人ほど、
派手な裏技ではなく、
昔から変わらない「基本」を徹底しています。
健康も、トレードも、
本当に大切なのは近道ではありません。
長く続けられる良い習慣を積み重ねること。
その積み重ねが、
数年後には想像以上に大きな差となって表れてきます。
来週も、一つひとつの基本を大切にしながら、
焦らず、着実に資産を積み上げていきたいですね。





