✅【6月6日 為替市況まとめ】米ADP弱くドル売り強まる|今夜はECB理事会とラガルド総裁会見に注目!
📰 ファンダメンタルズまとめ
- ADP雇用統計でドル売り加速
5月のADP雇用統計が市場予想を下回り、米労働市場の減速感が鮮明に。ドル売り圧力が再燃。トランプ大統領は「利下げが遅すぎる!」とFOMCへの不満をあらわに。 - 注目は明日の米雇用統計
ADPの結果を受けて、雇用統計への市場の関心が一段と高まり。米経済の根幹である労働市場に対する不安感が強まるなか、数値次第ではドル全面安の可能性も。 - 今夜のECB理事会が材料に
政策金利は0.25%の利下げ(8回目)で中立金利水準の2.00%に到達予想。市場の焦点は今後の利下げペースとラガルド総裁の会見。
加えて、成長・インフレ見通しは下方修正観測が強く、ユーロには下押し圧力がかかる可能性あり。 - 米貿易収支にも注目
前回の赤字(-1405億ドル)から反動で**-660億ドル程度へ縮小見込み**。ただし、関税影響の評価として市場は注視。数値次第で一時的なドル買い戻しも。
💹 テクニカル戦略ポイント(6月6日)
💵 ドル円(USD/JPY)
- 米金利低下&米指標悪化で軟調推移。
- サポートは143.00〜143.20。反発あっても戻り売りが優勢。
- 【戦略】144.00〜144.30で戻り売り、ストップ144.60上。
💶 ユーロドル(EUR/USD)
- 本日21:15のECB政策金利発表とラガルド会見(21:45)に要警戒。
- 1.1380が支持線、1.1450〜1.1480が節目。
- 【戦略】指標前後の急変に備えつつ、レンジブレイク狙い。
💷 ポンド円(GBP/JPY)
- 建設業PMIは注目度限定的。
- 英中銀メンバーの発言控えるが材料不足。193.50〜195.00のレンジ形成中。
- 【戦略】レンジ逆張り or ブレイク狙いに切り替え検討。
📌 本日の注目経済イベント(日本時間)
時間 | 内容 |
---|---|
21:15 | ECB政策金利(0.25%利下げ予想) |
21:30 | 米貿易収支(4月)・米新規失業保険申請件数 |
21:45 | ラガルドECB総裁会見 |
23:00 | カナダIvey購買部協会指数・米生産性指数確報など |
💬 トレーダーコメント
「昨夜のADP結果はドル売りを一気に強めた。本日はユーロ主導の動きが見込まれるため、ECBイベント通過後のボラティリティを活かす戦略が有効。ドル円は上値重く、ユーロドルはブレイク間近と見ています。」