✅【6月7日 為替市況まとめ】注目は今夜の米雇用統計|「予想超え」は市場サプライズの火種に
📰 本日のマーケット注目ポイント
本日のメインイベントは、**米5月雇用統計(NFP)**です。
為替・株式・債券市場のすべてが、この発表に向けて静かに構えています。
📈 雇用統計 予想値まとめ(日本時間21:30発表)
指標 | 予想値 | 前回値 |
---|---|---|
非農業部門雇用者数(NFP) | +12.6万人 | +17.7万人 |
失業率 | 4.2% | 4.2% |
平均時給(前月比) | +0.3% | +0.2% |
平均時給(前年比) | +3.7% | +3.8% |
📌 エコノミスト予測レンジは+7.5万人~+19万人と幅広く、予想を上回った場合のサプライズ反応が大きくなる可能性も。
特に今週のADP雇用統計が弱かったことを考えると、市場はやや弱めの結果を織り込みつつあります。
💬 注目トピック
- トランプ大統領の発言リスク
水曜のADP発表直後には、トランプ氏が再びパウエルFRB議長を「利下げが遅すぎる」と批判。
本日も同様の発言が出れば、市場の揺さぶり材料に。 - ECB関係者の発言が続く
ラガルド総裁をはじめ、複数の中銀要人がイベントや講演を控えています。昨日の0.25%利下げ後の見通しをどう語るかに注目。 - 米ブラックアウト期間入り前の最後の発言日
今週末からはFRB要人の政策発言自粛期間に入るため、本日の発言は市場に響きやすい点にも留意。
🌍 その他の注目経済指標
時間 | 指標 | 地域 |
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18:00 | 実質GDP(確報値/Q1) | ユーロ圏 |
18:00 | 小売売上高(4月) | ユーロ圏 |
21:30 | 雇用統計(5月) | カナダ |
💬 トレーダーコメント
「今夜の米雇用統計は、直近のADPとJOLTSが不安定な内容だったことから、NFPも市場が敏感に反応しやすい地合い。サプライズには即応したい。なお、ユーロ関連も中銀要人の発言次第では再び動意づく可能性あり。」