✅ 【ボラティリティは一服も市場は依然“デイトレ相場”】
― トランプ発言のトーンダウンで安心感も、調整狙いは継続へ ―
■ マーケット概況(4月23日 東京午前時点)
マーケットテーマ | 内容 |
---|
🎤 トランプ氏の“議長解任”否定発言 | パウエルFRB議長の更迭を「今は考えていない」と明言 → 一時的な安心感を市場にもたらす |
🤝 対中通商姿勢の“軟化”示唆 | 米中関係への強硬姿勢を和らげるコメント → リスクオン的反応で株・ドルやや戻す |
💬 市場の本質は“不透明+ヘッドライン依存”状態 | 長期視点が持ちづらく、短期トレーダーにとっては継続的な好環境が続く構図 |
■ 戦略トピック①:GOLD(XAU/USD)とEURの買いに調整入り
資産 | コメント | 戦略視点 |
---|
GOLD | トランプ発言軟化→地政学・通商リスクが一服し、過熱していたロングに調整圧力 | ✅ 昨日からの戻り売り継続中、2330〜2350は売りゾーン |
ユーロ(EUR/USD) | ドル売り一服、1.15台は重くなりやすい。ECB関係者発言も控え、利下げ観測再浮上リスクあり | ✅ 1.1460〜1.1490で分割売り対応、1.1420割れで勢いつく可能性 |
■ 戦略トピック②:本日22:45の**米製造業PMI(速報値)**に注目
予想 | 前回 | 戦略視点 |
---|
製造業PMI:49.6(予想) | 50.2(前回) | 👉 50割れ→景況感後退→ドル売り再燃の可能性 |
サービス業PMI:52.4(予想) | 51.8(前回) | 👉 こちらが強ければドル買い戻し余地あり → ドル円は141円台回復も |
🎯 PMIのミックス結果でも、アルゴ主導で上下20〜30pipsのフラッシュ的動きは警戒必要。
■ 発言・イベントラッシュ(本日〜明日未明)
発言者 | 影響 | 通貨・市場 |
---|
🗣 クノット・チポローネ・レーン(ECB) | 欧州インフレ/利下げに言及あればユーロ急変動も | EUR |
🗣 ピル・ベイリー・ブリーデン(英中銀) | BOE利下げ時期のトーンが焦点 | GBP |
🗣 グールズビー・ムサレム・ウォラー・ハマック(FRB系) | 「パウエル擁護 or 利下げ是非」など、米金融政策トーンがドル主導に影響 | USD |
📊 ベージュブック(翌3:00発表) | 地区連銀の現場景況感→スタグフレーション懸念が再燃すればリスクオフ再燃も | クロス円全般 |
✅ 本日の戦略まとめ(4月23日)
- 🎯 PMI・米発言・ベージュブックが本日のトリプルリスク
- 📉 過熱していたゴールド・ユーロに短期調整 → 売り継続中
- ⏸ トランプ発言トーンダウンで一服も、“再燃リスク”は常にあるため深追いは禁物