英ポンド/米ドル (GBP/USD)

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GBP/USDペアは8月初めから価値を増しており、現在1.3122(Murreyレベル[7/8])をテストしています。アメリカドルは、9月に金利が変更されるとの期待が高まる中、圧力を受けています。昨日公表された米連邦準備制度理事会(FRB)の7月会合の議事録によると、多くのメンバーが、インフレデータがさらに改善されれば、次回の会合で金融緩和が適切であると判断しています。7月の年率換算の消費者物価指数は3.0%から2.9%に低下しています。市場は、金曜日のジャクソンホール経済シンポジウムでのFRB議長ジェローム・パウエル氏の発言に注目し、金利調整のタイミングや規模に関する新たなシグナルを期待しています。

一方、ポンドは8月の強い業務活動に支えられて地位を強めています。製造業PMIは52.1ポイントから52.5ポイントに、サービスPMIは52.5ポイントから53.3ポイントに上昇し、コンポジットPMIも52.8ポイントから53.4ポイントに調整されました。これにより、経済活動の回復ペースが確認されています。英国経済は、さらなる金融緩和の調整に向けた有利な条件が整いつつありますが、サービス業での消費者価格の上昇率が依然として高いため、専門家は今年中に1回の金利引き下げを見込んでいます。一方、FRBは2~3回の緩和を行う可能性があり、これがドルに中期的な圧力をかけることになるでしょう。

サポートとレジスタンス

1.3122(Murreyレベル[7/8])を突破すると、1.3244(Murreyレベル[+1/8])および1.3305(Murreyレベル[+2/8])までの上昇が見込まれます。主要な「ベア」レベルは1.2878(Murreyレベル[3/8]、フィボナッチ補正61.8%、ボリンジャーバンドの中央線)で、これを下回ると1.2695(Murreyレベル[0/8])および1.2634(Murreyレベル[–1/8])までの下降が強まる可能性があります。

しかし、技術的指標は上昇トレンドの継続を示唆しています。ボリンジャーバンドは上向きで、MACDヒストグラムはプラス圏で増加し、ストキャスティクスは買われすぎゾーンで横ばいです。

トレーディングの予定

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