🌟【4月29日 為替・市場展望】
✅ 本日の注目テーマ
- トランプ大統領就任100日記念演説(明日午前予定)
- 支持率低下を受け、イメージ回復狙いの演説に注目。
- 所得減税の進展アピールがあるか。
- ベッセント米財務長官会見(日本時間21:30)
- インド・日本との早期協議進展報道に注目。
- 自動車関税緩和など、対日要求内容次第で円相場が敏感に反応しそう。
- 中国商務省発言
- 「米国企業との正常な協力を支援する用意あり」
- → 米中対立緩和期待がマーケットに安堵感を与えている。
✅ 本日発表の主な経済指標(日本時間)
内容 | 注目度 | コメント |
---|---|---|
トルコ雇用統計(3月) | △ | 大きな影響は限定的。 |
ユーロ圏M3マネーサプライ(3月) | △ | インフレ予測の補助指標。 |
ユーロ圏消費者信頼感指数(4月確報) | △ | 速報値からの大幅修正がないか注目。 |
米卸売在庫速報(3月) | △ | GDPへの影響材料だが市場影響は限定的。 |
米住宅価格指数(2月)、S&P/ケースシラー20都市住宅価格指数(2月) | △ | 住宅市場の底堅さチェック。 |
米JOLTS求人件数(3月) | ◎ | 労働市場動向に注目。やや減少見通し(750万件予想)。 |
米消費者信頼感指数(4月) | ◎ | 92.9→88.0に大幅低下予想、市場へのインパクトあり得る。 |
✅ 今日のマーケットポイント
- まずは21:30 ベッセント長官発言に注目。
- 23:00 米消費者信頼感指数が大きく予想割れならドル売り再開リスク。
- 中国からの”対立緩和”姿勢確認で、リスクオンムードも一部支援。
📈 【本日のトレード戦略メモ】
【ドル円(USD/JPY)】
- 方向感:基本レンジ 142.50~144.00
- 買いシナリオ:144.00超えなら短期追随(ターゲット144.40)
- 売りシナリオ:142.50割れなら戻り売り狙い(ターゲット142.00)
▶ 要注意ポイント:ベッセント会見、米消費者信頼感で急変あり。
【ユーロドル(EUR/USD)】
- 方向感:1.0670~1.0750レンジを想定
- 買いシナリオ:1.0720超えなら短期買い(ターゲット1.0750)
- 売りシナリオ:1.0670割れなら下押し狙い(ターゲット1.0630)
▶ 要注意ポイント:ユーロ圏指標が軟調なら売り加速の可能性あり。
【ゴールド(XAU/USD)】
- 方向感:2315~2350ドルレンジ
- 買いシナリオ:2330超えなら買い(ターゲット2350)
- 売りシナリオ:2315割れなら売り(ターゲット2290)
▶ 要注意ポイント:米株動向、リスクムードに即反応するため警戒。
✅ 本日のまとめ
- ベッセント長官の発言→リスクオンならドル円買い、慎重ならドル売り戻し警戒。
- 23:00 米消費者信頼感指数でドル売り再開リスクあり。
- リスクオンならドル円買い、リスクオフならゴールド買い・ドル売りが再開する想定。
- ポジションは引き続き短期中心、ストップ必須。
🎯【今夜の短期トレードMAP】(4月29日夜~30日朝)
【ドル円(USD/JPY)】
タイプ | エントリー条件 | 利確目標 | 損切り目安 |
---|---|---|---|
✅ 買い | 144.00上抜け後押し目(143.90-144.00) | 144.30〜144.50 | 143.60割れ |
✅ 売り | 142.50割れ確認(142.30付近) | 142.00〜141.80 | 142.80超え |
▶ コメント
- ベッセント長官が「関税緩和」や「円安是正なし」発言すればドル円買い強め。
- 逆に、警戒感示した場合は142円台まで売られるリスクあり。
【ユーロドル(EUR/USD)】
タイプ | エントリー条件 | 利確目標 | 損切り目安 |
---|---|---|---|
✅ 買い | 1.0720超え押し目買い(1.0715-1.0720) | 1.0750〜1.0770 | 1.0690割れ |
✅ 売り | 1.0670割れブレイク売り(1.0665付近) | 1.0630〜1.0600 | 1.0695超え |
▶ コメント
- PMI速報値が想定より良ければ買い維持、悪ければ売りへ反転。
- 米消費者信頼感指数でリスクオフムードなら、ユーロ売り加速リスク。
【ゴールド(XAU/USD)】
タイプ | エントリー条件 | 利確目標 | 損切り目安 |
---|---|---|---|
✅ 買い | 2330ドル超え押し目買い(2325-2330) | 2350〜2360 | 2315割れ |
✅ 売り | 2315割れブレイク売り(2312付近) | 2290〜2280 | 2320超え |
▶ コメント
- 消費者信頼感が弱いならゴールド再上昇の流れ。
- 株式市場が落ち着けば、ゴールドはやや売り優勢も。
🛡 トレード戦略まとめ【今夜】
- 第一チェックポイント:21:30 ベッセント長官発言(内容でトレンド決定)
- 第二チェックポイント:23:00 米消費者信頼感指数(市場ムード決定打)
➡ 「リスクオン(安心感拡大)」なら
→ ドル円押し目買い、クロス円ロング、ビットコイン買い
➡ 「リスクオフ(失望感拡大)」なら
→ ゴールド買い、ユーロ売り、ドル売り拡大