📉【週末控え、市場は不安定なポジション調整フェーズへ】
✅ マーケット概況|ドル高一服→再びドル売りトレンド回帰か
・ドル円は一時持ち直すも、上値重く再び軟調
→ 前日は、米株・米債の調整反発を受けて一時的なドル買い
→ しかし根強い米財政赤字懸念、構造的なドル安圧力が意識され、朝からドル円は上値が重い展開
・東京朝は米長期金利が一時反発しドル高を誘ったが、ロンドン時間に米10年債利回りは再び急低下
→ 週末を控えた通商交渉イベント・リスク回避のポジション調整が市場を不安定に
・ユーロドルは1.13台を回復するも、さらなるユーロ買いには慎重。
・クロス円全体もドル主導で方向感に乏しい展開が継続中
📅 本日注目の経済指標・イベント(海外)
時間 | 地域 | 内容 |
---|---|---|
21:30 | 🇨🇦 カナダ 小売売上高(3月) | 月末材料としてCADに影響 |
→ 市場予想が弱めに設定されていることから、上振れればCAD買いの反応が出やすい構図。
特にUSDCADの下方向ブレイクが注目ポイント。
🎯 戦略サマリー
通貨・資産 | 現状 | 戦略方針 |
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USD/JPY | 上値重い(144円前後) | 戻り売り優勢、週末要人発言と協議報道に警戒 |
EUR/USD | 1.13台維持 | 基調はドル安、だが追加ユーロ買いには慎重スタンス |
EUR/JPY | レンジ内 | クロス円全体に方向感乏しく、短期回転向き |
USDCAD | 高止まり | 21:30指標後、CAD買い強まるなら下方向狙い。反応鈍ければ様子見 |
BTC/USD | 11万ドル近辺 | 上値の売り圧力一服、依然として強気地合い継続中 |
📌 総括
- 金利や通商協議を巡るヘッドライン依存型の不安定地合い。
- 市場は「戻り売り優勢のドル安トレンド回帰局面」へ。
- 本日はカナダ指標の反応に注目。USDCADやCADJPYの動意にチャンスあり。
- 週末のイベント・発言次第では再びボラティリティ上昇の可能性あり。