-67,149 USD|中東相場に翻弄された1週間…“ニュースを追う者が負ける相場”へ
✅ トレード結果(6月8日~6月12日)
📊 週間合計:-67,149 USD
■ 総括(ポイント整理)
今週の結果を振り返ると、
利益になったトレードと損失になったトレードの違いは非常に明確でした。
利益となったのは、
・原油ショート
・シルバーロング
どちらも相場の流れに沿ったトレードでした。
一方で、
・GOLDロング
・USD/CHFロング
・原油ロング
は大きく逆行。
特に中東情勢を巡るトランプ大統領の発言や停戦観測を材料にしたトレードが裏目に出る結果となりました。
今週改めて感じたのは、
「ニュースで相場を予想することの難しさ」
です。
■ 今週の相場の本質
今回の市場は、
「中東ヘッドラインが主役でありながら、誰も方向を読めない相場」
でした。
・停戦期待でドル売り
・数時間後に否定報道でドル買い
・原油急落
・その後急反発
こうした展開が何度も繰り返され、
ニュースを追いかけるほど振り回される状態。
結果として、
順張りも逆張りも機能しにくい
非常に難しい相場となりました。
■ 今後の方針
今回の反省点は明確です。
中東関連のヘッドラインは、
「予想するものではなく、結果を確認してから対応するもの」
として扱うこと。
無理に先回りするのではなく、
・トレンドが明確な市場
・ファンダメンタルズが整理されている市場
に資金を集中させていきます。
FX戦略アップデート
2026年6月8日〜12日|市場レビュー
2026年6月15日〜19日|戦略見通し
■ エグゼクティブサマリー
先週の為替市場は、
「ドル優勢」と「中東リスク」が同時進行する相場
となりました。
ドル円は一時160.59円まで上昇。
しかし、
トランプ大統領によるイランとの合意示唆を受けて、
有事のドル買いが急速に巻き戻される展開となりました。
ただし、
160円割れでは押し目買いが入り、
ドル円の地合いそのものは依然として強いままです。
市場は現在、
ドル高トレンド継続か、転換か
その分岐点に差し掛かっています。
■ 市場レビュー(6月8日〜12日)
ドル円
ドル円は160円前後で神経質な展開。
・米雇用統計後のドル高
・中東リスク
・米金利高
が支援材料となりました。
一方で、
・停戦期待
・トランプ発言
・介入警戒
が上値を抑制。
160円台に定着できるだけの勢いは確認できませんでした。
ユーロ
ECB利上げ後も上値は限定的。
インフレ見通しは引き上げられた一方、
成長見通しは引き下げられました。
市場では徐々に
スタグフレーション懸念
が意識され始めています。
ポンド
1.33〜1.34ドルレンジ。
方向感は限定的。
英中銀の慎重姿勢に加え、
政治面での不透明感も重石となっています。
豪ドル・NZドル
ドル高環境の影響を受け、
上値の重い展開。
特にNZドルはGDP発表を控え、
積極的な買いは入りにくい状況でした。
南アランド
中東情勢の緩和期待から反発。
リスク選好回復の恩恵を受けました。
■ 現在の市場構造
テクニカル面では、
ドルだけが買いシグナル
という極端な状態になっています。
現在の通貨強弱は、
【強い】
・米ドル
【弱い】
・ユーロ
・ポンド
・スイスフラン
・円
・カナダドル
・豪ドル
・NZドル
となっており、
市場全体がドル中心で動いています。
■ 今週の最大テーマ
中銀ウィーク
今週は、
2026年最大級のイベント週
です。
・日銀金融政策決定会合
・FOMC
・BOE
・RBA
・米イラン協議
すべてが集中します。
■ ドル円
最大の焦点は、
・日銀利上げ
・FOMC
・160円介入警戒
です。
市場はすでに日銀利上げを織り込んでいます。
重要なのは、
利上げ後も追加利上げが続くのか
という点。
もし今回で終了との印象になれば、
利上げ後でも円売りが再開される可能性があります。
■ FOMC
政策金利据え置きはほぼ確実。
焦点は、
ウォーシュFRB議長の初会見
です。
市場が期待する以上にタカ派なら、
ドル高再加速の可能性があります。
■ ユーロ・ポンド
ともに戻り売り優勢。
ECBもBOEも慎重姿勢を維持しており、
ドル優位の構図は変わっていません。
■ 豪ドル・NZドル
RBAとNZ GDPが焦点。
ただし、
ドル高トレンドが継続する限り、
上値追いは難しい状況です。
■ 最終結論
今週のテーマは明確です。
「中東相場」から「中銀相場」への移行。
先週までは、
ニュース1本で相場が反転する状態でした。
しかし今週は、
各国中銀が今後の方向性を示す重要な1週間となります。
そのため、
無理に予想するのではなく、
発表後の市場の反応を見る。
これが最も重要な戦略になりそうです。
■ あとがき:結果は本番ではなく準備で決まる
現在開催中のワールドカップを見ていると、
私たちはつい試合中のプレーに注目してしまいます。
しかし実際に勝敗を分けるのは、
試合前の準備です。
体調管理。
食事。
睡眠。
分析。
戦術。
トップ選手ほど、
試合以外の時間を大切にしています。
トレードも同じです。
利益が出る瞬間はエントリーかもしれません。
しかし、
本当の勝負はその前に終わっています。
・資金管理を決める
・シナリオを作る
・損切りを決める
・無理なロットを避ける
こうした準備があるからこそ、
本番で冷静な判断ができます。
ワールドカップの選手も、
私たちトレーダーも、
結果を決めるのは本番ではなく準備です。
来週も、
相場が動いてから考えるのではなく、
相場が動く前に準備する。
その積み重ねを大切にしていきたいと思います。





