【-41,684 USD】BTCロング失敗、ドル高相場で逆張りが裏目|次は米雇用統計
トレード結果(9月21日〜9月25日)
週間合計:-41,684 USD
■ 今週の総括
今週は、ドル高に素直についていったポジションと、反発を先回りしたポジションで明暗が分かれました。
USD/CHFではドル高の流れをそのまま利益につなげることができました。
一方で、BTCやNZD/CADでは「そろそろ反発するだろう」という見方が先行し、弱い市場を買う形になったことが損失につながりました。
今週のポイントはシンプルです。
強いトレンドには乗れた。
弱い市場に逆張りしたところで負けた。
週間成績は-41,684 USD。
今回の反省は、エントリー精度そのものよりも、相場の強弱を素直に受け入れられなかったことにあります。
今後は「割安だから買う」「下げすぎだから反発する」という考えを抑え、
今、実際に買われているものを買い、売られているものを売る
という基本に戻します。
■ 今後の方針
来週以降は、
・ドル高が続くなら、最も素直に反応する通貨ペアを選ぶ
・BTCやNZDのような弱い市場で反発を先回りしない
・ドル円は介入警戒があるため、ドル高狙いの中心にはしない
・原油は予想ではなく、現在のトレンドを優先する
・重要指標前はポジションを軽くする
この5点を徹底します。
FX戦略アップデート
2026年9月28日〜10月2日|マーケット展望
前週運用実績:-41,684 USD
■ 来週の核心
来週は、
「現在のドル高に、米雇用統計が追い風を与えるのか」
これだけをまず見ます。
FOMC後は追加利上げ観測が残り、米長期金利も高止まりしています。
その結果、ドルは主要通貨に対して優位な状態です。
ただし、ドル円だけは別です。
159円台まで上昇したところで本邦当局の円安牽制が入り、156円台まで急反落しました。
つまり、
ドルは強い。
しかしUSD/JPYは素直に買えない。
この違いを意識する必要があります。
来週はドル高そのものを追うのであれば、ドル円よりもUSD/CHFやEUR/USDなど、政策介入リスクの小さい市場を優先します。
■ 米雇用統計がドル高の持続力を試す
最大イベントは10月2日の米雇用統計です。
注目するのは雇用者数だけではありません。
見るべきなのは、
・雇用者数
・失業率
・平均時給
・過去分の改定
です。
強い内容なら、
追加利上げ観測 → 米金利上昇 → ドル買い
という現在の流れが続きやすくなります。
逆に雇用が急速に悪化すれば、ここまで積み上がったドル買いの巻き戻しが起こる可能性があります。
重要なのは、結果の数字そのものよりも、
発表後に米金利が本当に上昇するか
です。
強い雇用統計でも米金利が上がらないのであれば、ドル高は一度ピークを迎えている可能性があります。
■ 週前半は「雇用統計の前哨戦」
雇用統計までにも重要指標が続きます。
JOLTS、ADP、PCE、ISM製造業です。
ここで確認したいのは、
米景気が強いまま、インフレも高止まりしているのか
という点です。
この組み合わせなら、FRBは追加利上げを続けやすくなります。
逆に、景気指標が連続して悪化するようなら、雇用統計を待たずにドル高が崩れ始める可能性があります。
週前半からポジションを大きくする必要はありません。
流れを確認しながら、金曜日へ向けて絞り込みます。
■ USD/JPY
ドル円は積極的に高値を追う市場ではありません。
日米金利差はドル円を支えていますが、159〜160円台では当局対応が意識されます。
現在のドル円には、
上がる理由もあるが、上がれば上がるほど危険になる
という特殊な構造があります。
米雇用統計が強くても、ドル円が159円台を急速に回復する場合は、利益を伸ばすより介入警戒を優先します。
ドル高を狙うのであれば、他の通貨ペアを使う方がリスク管理しやすいと考えています。
■ USD/CHF
来週も優先的に見たいのがUSD/CHFです。
ドル高と米金利上昇が続くなら、比較的素直にそのテーマが反映されやすい通貨ペアです。
ドル円のような介入警戒もありません。
そのため、
米金利上昇が続く限りは押し目買い
を基本とします。
ただし、雇用関連指標が悪化し、米金利が明確に低下へ転じた場合は、ドル買い戦略をいったん終了します。
■ EUR/USD
ユーロドルは基本的に戻り売りを見ます。
現在はユーロが特別弱いというより、
ドル側が強い
ことが下落の主因です。
欧州景気には弱さが残り、米国との金利差もドル優位です。
そのため、米金利上昇が続く限りは、上昇局面を売り場として見ます。
ただし、米雇用統計でドル高シナリオが崩れた場合は、戻り売りを一度停止します。
■ BTC
BTCは今回の最大の反省対象です。
今週は反発を先回りしてロングしたことが損失につながりました。
来週は考え方を完全に変えます。
「反発しそうだから買う」のではなく、「反発したことを確認してから買う」
という形です。
特に米金利が高止まりしている間は、BTCには逆風になりやすい環境です。
安値を拾うより、
・下落停止
・安値切り上げ
・戻り高値更新
この3つを確認してからロングを検討します。
■ NZD
NZドルも同じです。
現在弱いものを「そろそろ上がる」と考えて買う必要はありません。
NZD/CADを含め、NZドルの相対的な弱さが続く限りはロングを避けます。
トレンドが転換したことを確認するまでは、弱い通貨として扱います。
■ 原油
原油は相場観よりもチャートを優先します。
地政学リスクや供給問題で大きく動くため、ニュースを先回りして方向を決めるのは難しい市場です。
そのため、
上昇しているなら買い目線。
下落しているなら売り目線。
このシンプルな対応を優先します。
前週の方向や自分のポジションに固執しないことが重要です。
■ 今週の基本戦略
来週は、
「相場を予想するより、現在の強弱をそのまま使う」
ことを基本にします。
優先順位は、
- 米金利の方向
- ドル全体の強弱
- そのテーマが最も素直に出ている通貨ペア
- 米雇用統計後のトレンド確認
です。
ドル高が続くならUSD/CHFやEUR/USD。
ドル高が崩れたら、その戦略をすぐに停止します。
BTCやNZDは、安値だからという理由では買いません。
ドル円はドル高でも介入リスクがあるため、積極的な高値追いは避けます。
■ 最終シナリオ
来週は非常に分かりやすい分岐です。
米雇用が強い場合
雇用底堅い
↓
追加利上げ観測
↓
米金利上昇
↓
ドル高継続
この場合はUSD/CHFなどのドル買いを優先します。
米雇用が弱い場合
雇用減速
↓
追加利上げ観測後退
↓
米金利低下
↓
ドル高巻き戻し
この場合はドル買い戦略をいったん終了します。
来週の基本方針は、
「ドル高を信じるのではなく、ドル高が続いている間だけ乗る」
ことです。
今週の失敗は、弱い市場の反発を先回りしたことでした。
来週は逆に、強い市場の強さが続いている間だけ参加し、流れが変わればすぐに降ります。
予想よりも、現在の値動きを優先していきます。
■ あとがき:小さな改善を積み重ねる
健康の世界では、
一つの食品だけで、
すべてが劇的に変わることはほとんどありません。
例えば全粒穀物も、
食べた翌日に体が大きく変わるわけではありません。
しかし、
白米を玄米に替える。
白いパンを全粒粉のパンに替える。
甘いシリアルをオートミールに替える。
そんな小さな選択を繰り返していくことで、
体重やコレステロール、
血糖、
炎症といった複数の面で、
少しずつ良い方向へ働く可能性があるとされています。
ここで大切なのは、
「何かを追加すること」
ではなく、
より良いものに置き換えること
です。
これはトレードにも非常によく似ています。
利益を増やそうとすると、
新しい手法を追加したり、
取引回数を増やしたり、
ロットを上げたりしたくなります。
しかし、
長期的な成績を良くする方法は、
必ずしも「足すこと」ではありません。
精度の低いエントリーを減らす。
無理な逆張りを減らす。
不要なポジションを持たない。
相場環境に合わない戦略を休ませる。
そして、
より確率の高い場面に資金を振り向ける。
つまり、
悪いトレードを良いトレードに
少しずつ「置き換えていく」ことです。
一回の改善は、
資産全体から見れば小さいかもしれません。
しかし、
毎週一つずつ無駄なトレードを減らし、
毎月少しずつリスク管理を改善していけば、
一年後の結果は大きく変わります。
健康もトレードも、
劇的な方法ほど魅力的に見えます。
しかし実際には、
長く続けられる小さな改善の方が、
最終的には大きな差を生みます。
トレードで重要なのも、
一度の大勝ではありません。
悪い判断を少しずつ減らし、
良い判断の割合を少しずつ増やすこと。
その積み重ねが、
長期の資産曲線を作っていきます。
来週も、
利益を無理に増やそうとするのではなく、
まず一つ、
改善できるトレードを見つける。
そんな積み重ねを大切にしていきたいですね。





