【-41,713 USD】FOMC後はドル高、日銀後は円安|連休中の薄商いと介入警戒が次の焦点
トレード結果(9月14日〜9月18日)
週間合計:-41,713 USD
■ 今週の総括
今週は、前週まで機能していたトレンドが大きく巻き戻され、方向判断が非常に難しい一週間となりました。
BTCは週前半に下落した後、80,000ドル台から反発。
原油は前週の下落から一転して急反発した後、再び下落。
USD/CADは比較的小幅ながらドル高方向で推移しました。
特に難しかったのが原油です。
前週までの下落トレンドが継続すると見ていたところから急反発し、その後また下落するという、短期間で方向が何度も変わる展開となりました。
結果として、週間成績は**-41,713 USD**。
今回の相場から改めて確認できたのは、
「前週の勝ちパターンが、そのまま翌週も続くとは限らない」
ということです。
特に原油では、前週のショート成功を引きずらず、その週の新しいトレンドへ早く切り替えることが今後の改善点になります。
FX戦略アップデート
2026年9月21日〜9月25日|マーケット展望
前週運用実績:-41,713 USD
■ 来週のマーケットテーマ
来週最大のテーマは、
「FOMC後のドル高が続くのか、それとも高値圏から調整に入るのか」
です。
FOMCでは0.25%の利上げが決定され、さらに年内もう1回の追加利上げが示唆されました。
市場の想定よりタカ派的な内容となったことで、米長期金利は上昇し、ドル買いが強まりました。
一方、日銀も0.25%の利上げを実施しましたが、
・2名の委員が据え置きを主張
・次回利上げ時期を示さなかった
・連続利上げを明確に示唆しなかった
ことで、円買いではなく円売りが優勢となりました。
つまり現在は、
「FRBは予想以上にタカ派、日銀は予想ほどタカ派ではない」
という組み合わせがドル円を押し上げています。
ただし、158円付近では本邦当局のレートチェックが意識されており、上方向にも大きなリスクがあります。
■ ドル円戦略
ドル円の基本構造は、
米金利上昇によるドル買い
と
介入警戒による上値抑制
の綱引きです。
FRB高官が追加利上げに前向きな発言を続ければ、ドル高基調は維持されやすくなります。
一方、FOMC後にすでにかなりドル買いが進んでいるため、高官発言が市場期待ほどタカ派でなければ、利益確定売りが出る可能性があります。
特に158円台では、
・レートチェック
・財務省の円安牽制
・実弾介入観測
に注意します。
そのため、
ドル高だからといって高値を追いかけるのではなく、米金利と当局反応を同時に確認する
ことを優先します。
■ 連休中の薄商いに注意
来週前半は日本市場が大型連休に入り、国内参加者が少ない時間帯が続きます。
このような相場では、通常よりも小さな注文で価格が大きく動く可能性があります。
注意したいのは、
・投機筋による円売り
・突然の円買い介入観測
・中東関連のヘッドライン
・米金利の急変
です。
特に薄商いの中でドル円が急騰した場合、通常以上に介入警戒が高まりやすくなります。
来週前半はロットを抑え、急変時に耐えられるポジション管理を優先します。
■ 原油戦略
原油は来週も重要なトレード対象です。
中東情勢が悪化すれば、
供給不安
↓
原油上昇
↓
米インフレ再加速懸念
↓
FRB追加利上げ観測
↓
ドル買い
という流れが再び強まる可能性があります。
一方、外交的な進展や停戦期待が出れば、原油は急反落する可能性があります。
前週のように、一度形成されたトレンドが短期間で反転する可能性もあります。
そのため、来週は前週の成功・失敗に引っ張られず、
その日の原油の方向を確認してから入る
ことを徹底します。
■ EUR/USD戦略
ユーロドルは欧州PMIが焦点です。
ドイツやユーロ圏のPMIが弱ければ、
・欧州景気減速
・ECB追加利上げ観測後退
・ユーロ売り
につながる可能性があります。
一方、予想を上回れば、ユーロは短期的に買い戻される可能性があります。
ただし、現在はFRBの追加利上げ観測がドルを支えているため、ユーロドルの上値は重くなりやすいと見ています。
基本はドル高継続を前提に戻り売りを監視します。
■ GBP戦略
BOEは政策金利を据え置きましたが、3名が利上げを主張しました。
インフレ高止まりが続けば、追加利上げ観測が再び強まる可能性があります。
ただし、英国景気には弱さも残っています。
来週は英国PMIとBOE高官発言を確認し、
・インフレ重視ならポンド買い
・景気減速重視ならポンド売り
という形で判断します。
■ CAD戦略
カナダドルはBOCの早期利上げ観測が下支えとなっています。
一方で、
・米加通商摩擦
・ドル全面高
・原油の方向転換
が上値を抑える要因です。
USD/CADは比較的方向が出やすい場面もあるため、ドル全体の強さと原油の動きが一致する場合には優先的に監視します。
■ AUD戦略
豪ドルは豪雇用統計が最大の焦点です。
強い結果となれば、RBAの追加利上げ観測が強まり、豪ドル買いにつながる可能性があります。
反対に雇用が弱ければ、利上げ期待の後退から豪ドル売りが強まる可能性があります。
イベント前に方向を決めつけず、発表後の金利反応を確認します。
■ BTC戦略
BTCは前週、80,000ドル台から大きく反発しました。
ただし、こうした急反発局面では初動で飛び乗ると、短期的な反転に巻き込まれやすくなります。
来週も、
初動 → 方向確認 → 調整 → 再エントリー
という流れを重視します。
特に米金利が再上昇する場合は、BTCの上値が抑えられる可能性があります。
■ 今週の基本戦略
来週は、
「方向を当てることより、変化に早く対応すること」
を最優先します。
基本戦略は、
・FOMC後のドル高を基本シナリオとして監視
・ドル円158円付近では介入警戒を最優先
・大型連休中はロットを抑える
・原油は前週の方向に固執しない
・BTCは初動を追わない
・USD/CADなど方向性が明確な市場を優先
・重要イベント後にトレンドが変われば早めに修正する
ことです。
■ 最終シナリオ
来週の基本シナリオは、
FOMC後のドル高継続
です。
FRB高官が追加利上げを支持し、米長期金利が上昇を続ければ、ドル買いが維持される可能性があります。
ただし、ドル円では158円付近から当局対応への警戒が急速に強まります。
一方、中東情勢が落ち着いて原油が下落し、FRB高官も追加利上げに慎重な姿勢を示せば、FOMC後のドル買いが巻き戻される可能性があります。
来週の基本方針は、
「前週のトレンドを前提にせず、今週の流れをゼロから確認する」
ことです。
特に今週の原油で経験したように、前週の勝ちパターンがそのまま続くとは限りません。
ドル、原油、BTCそれぞれで新しいトレンドが形成されたことを確認してから、最も優位性の高い市場へ集中していきます。
■ あとがき:眠れていない日は、相場から離れるのも戦略
トレードでは、
チャート分析や経済指標、
金利やニュースの確認など、
さまざまな準備が必要です。
しかし、
意外と見落とされやすいのが、
自分自身のコンディションです。
睡眠不足は、
単に眠いだけではありません。
痛みに対する感受性を高め、
頭痛や片頭痛を起こしやすくすることが知られています。
多くの成人では、
1日7〜9時間程度の睡眠が目安とされています。
そして、
睡眠不足の状態で相場を見ると、
集中力が落ちる。
判断が遅れる。
普段なら見送る場面でエントリーする。
小さな含み損に必要以上に反応する。
そんなことも起こりやすくなります。
トレードで怖いのは、
自分では「いつも通り判断している」と思っていても、
実際には判断の質が落ちていることです。
相場そのものは悪くなくても、
自分の状態が悪ければ、
本来取らなくていい損失を作ってしまうことがあります。
だからこそ、
睡眠も資金管理と同じくらい、
トレードの準備の一部として考えていいのだと思います。
毎日なるべく同じ時間に寝る。
寝る前のカフェインを控える。
部屋を暗く、静かにする。
寝る直前までスマートフォンやパソコンを見続けない。
こうした基本的な習慣が、
睡眠の質を整える助けになります。
相場には、
「今日は無理にやらない」
という選択肢もあります。
体調が悪い日。
睡眠不足の日。
集中できない日。
そんな日は、
ポジションを持たないことも立派なリスク管理です。
トレードでは、
毎日勝つ必要はありません。
大切なのは、
良い状態の時に、
良い判断を積み重ねること。
来週も、
相場環境だけでなく、
自分自身のコンディションもしっかり確認しながら、
無理をせず、冷静なトレードを続けていきたいですね。





